本ブログでは、災害時に役に立つグッズをたくさん紹介してきました。
電気系の防災グッズも紹介してきたのですが、電気機器で大事なのは、継続して使う事が出来る事。
電力会社が供給する電力で充電する機器の場合、災害が起こって停電になってしまうと、いずれ使えなくなってしまいます。
継続して使用するには、電力会社の電力に頼らないシステムが必要になると考えいろいろ紹介してきました。
今回の記事は、今まで紹介してきた電気機器のまとめです。発電から蓄電、消費まで、電力会社の送電網に頼らないオフグリッドシステムを構築しました。
1.電気を作る(発電)
スマホや携帯の電源はもちろん、ランタンや、ラジオなど電気を使う機器は沢山あります。乾電池をたくさん備蓄しておくというのも一つの考え方ですが、これだけの電気機器の電源をすべて備蓄した乾電池で賄うのは大変です。本ブログでは、いろいろな手段で「発電」する方法を提案してきました。
災害用オフグリッドソーラーを自作する。
本ブログでは、災害時でも使える小型のオフグリッドソーラーを自作するという記事を連載してきました。ソーラーパネルとコントローラー、鉛バッテリーを組み合わせた小型のオフグリッドソーラーシステム。作るには色々なパーツを買いそろえて組み立てる必要はありますが、格安で、災害時だけでなく普段の生活でも活用できるオフグリッドソーラーシステムを作る事が出来ます。
電気柵用オフグリッドソーラーを自作する。
本ブログでは、イノシシなどの動物から田畑を守る、電気柵用のオフグリッドソーラーを自作するという記事を連載してきました。この電気柵用オフグリッドソーラーはもともと、防災用ではなく、電気柵用の電源として設計したものですが、考えてみれば仕組みは災害用オフグリッドソーラーと同じ。逆に、オフグリッドソーラーのエッセンスをぎゅっとまとめたものになりました。
電気柵用なので、出力も弱いですがそこは自作のよい所。ソーラーパネルを大きくしたり、鉛バッテリーを大きな物に変える事で、必要な電力を得る事が可能です。
折り畳み式のソーラー発電機
オフグリッドソーラーを自作するのは、電気に詳しくない人にとってはちょっと大変。世の中には、防災にも使える折り畳みのソーラー発電機が販売されています。
使い方は簡単。ソーラーパネルを広げて、太陽に向ければ、USB端子から+5Vの電圧で電気が流れてきます。後は、スマホや、携帯などをつないであげるだけで充電できる優れものです。
電気を貯めて置く機能はないので、日が陰ると、使えなくなってしまうのが弱点ですが。。。
足漕ぎ式の発電機
本ブログでは、主にソーラーを使った発電機を紹介してきたのですが、ソーラー発電機は、晴れていないと発電できないというデメリットが、、
そこで、紹介したのが、足漕ぎ式の発電機。足漕ぎ式の発電機の中で最も実用的と山猫が考えている発電機を紹介します。
2.電気をためる(蓄電)
モバイルバッテリー
いつの間にかすっかり市民権を得たモバイルバッテリー。一説には、ポケモンGOがモバイルバッテリーの普及を後押ししたとかしないとか。。
最近のモバイルバッテリーは、小型で大容量。ソーラーなどの発電機で発電した電気を一旦モバイルバッテリーに貯めて置けば、室内や、夜間でも電気を使える優れものです。
本ブログでは、たっぷり電気をためられる大型のモバイルバッテリーと、いつでも持ち歩ける小型のモバイルバッテリーの2種類を紹介しています。
大型のモバイルバッテリー
小型のモバイルバッテリー
モバイルバッテリーを使うのにどうしても必要な充電ケーブルは、見落としがちですが意外と重要なパーツ。山猫お勧めの充電ケーブルは以下の記事で紹介しています。
ニッケル水素電池(エネループなど)も、充電したい!
モバイルバッテリーだけでなく、ニッケル水素(エネループなど)も、オフグリッドソーラーを使って充電したい。でもオフグリッドソーラーの出力は、+12Vのバッテリー出力か+5VのUSB出力。ほとんどのエネループの充電器は、家庭用の+100Vを使った充電器。エネループをUSB経由で充電できる充電器は、とても種類が少ない。その中でも山猫が使ってこれは良い!と感じたUSBからエネループなどの充電できる充電器はこちら!
充電器だけではなく、ニッケル水素電池そのものも紹介しています。ニッケル水素電池と言えば、「エネループ」というぐらい有名な電池がありますが、山猫がお勧めのニッケル水素電池は、アマゾンが販売している、アマゾンベーシックニッケル水素電池。公式に公表はされていませんが、いろいろな方が調査した結果、どうやら、中身は少し前の型のエネループらしいです。
少し前のエネループでも性能は十分。かなり割安で購入できるので、たくさん備蓄しておくにはとても便利です!
アマゾンベーシック ニッケル水素電池(アマループ)の記事はこちら!
3.電気を使う
モバイルバッテリーや、ニッケル水素電池に貯めた電気を防災グッズで使います。もちろん、災害時の最強情報ツール!スマホの充電は欠かせません。本ブログでは、USBや乾電池で動く様々な防災用電化製品を紹介してきました。発電して、蓄電して、使う。災害時に持続的に電気機器を使い続ける方法を提案しています。
照明として使う。
災害時に、どうしても必要な照明。周りを照らすランタンや、狭い範囲を照らす、ヘッドランプや懐中電灯を紹介しています。
ソーラーパネル搭載。超薄型の照明器具。ランタンとしても懐中電灯としても使う事が出来ます。照明内のバッテリーは、ソーラーだけでなくUSBを使っても充電できます。
ソーラーパネル付きの小型ランタン。完全防水が魅力。照明のバッテリーはUSB経由でも充電できます。
ソーラーパネル付きでなおかつ、蛇腹式の超コンパクト収納ランタン。収納時はとてもコンパクトになるので、会社などに置いておくのにも向いているランタンです。もちろんUSB経由での充電にも対応
単三乾電池6本を使用する、LEDランタン。コンパクトですが、非常に明るい。2017年8月現在、山猫が最もお勧めする主力ランタンです。今までのLEDランタンの不満点を一挙に解決した、本当に素晴らしいランタン。
防災に適した懐中電灯。ランタンは広い範囲を照らすのに適しているのに対し、懐中電灯は、狭い範囲を明るく照らすもの。災害時の避難や離れた場所の様子を探るにはピッタリの懐中電灯。その中でも防災用として山猫がお勧めする懐中電灯の記事です。
防災用品として、特に山猫がお勧めする懐中電灯3種。ポイントは、単三型電池を使用出来る事!珍しい電池を使っている懐中電灯や、充電式の懐中電灯よりも、手に入りやすい単三型電池を使った懐中電灯を山猫はお勧めしています。
山猫がお勧めする懐中電灯の3記事目。単三型乾電池1本で使える高性能LED懐中電灯の紹介です。とってもコンパクトで明るさも適度なので使い勝手は最高です。
LED式のヘッドライトは年々進化しています。頭につける懐中電灯は、両手が空くので避難時にはぜひ使ってほしいアイテム。安全性がぐっと高まります。
ラジオの電源として使う
スマホや携帯は便利ですが、災害時の情報ツールとしてはやはりラジオが最強。スマホは基地局がダウンすると使えませんしね。。
本ブログでは、乾電池で動くラジオを紹介しています。
防災備蓄用として適したラジオ
毎日通勤に持って行ってほしい。コンパクトな携帯ラジオ。
夏の防災!虫対策として使う
夏の避難時に問題になるのが「蚊」などの虫!網戸に囲まれた快適な避難所などほとんどなく、虫は入り放題!そんな時に使える除虫グッズ。
蚊などの虫を電気の力でやっつける秘密兵器はこちら!もちろんUSBで充電可能です。
USB電源で使えるベープマット。モバイルバッテリーと組合せばどこでも蚊取りが出来る優れものはこちら。
夏の防災!暑い避難所を少しでも快適に!
USB動作の扇風機があれば、暑い避難所が少し快適に!人が集まる避難所でも邪魔にならないよう、静かで、安全なUSB扇風機を提案しています。
念の為に放射線測定器も・・・
起こってはならない事ですが、東日本大震災のように、原発が事故を起こす可能性も。何といっても日本には50基の原発があって、そのほとんどの原発には、
使用済みの核燃料がたんまりと溜まっています。万が一、放射能漏れ事故が起こっても、放射線測定器がなければ危険なのか、安全なのかも判断できません。
念の為、放射線測定器を準備しておくことをお勧めします。
まとめ
以上、今回は災害時、電力会社からの電気の供給が止まっても、持続的に使える電気製品の備蓄についてのまとめ記事でした。
このまとめで紹介した商品は、災害時だけでなく、キャンプやバーベキューなどでも使えるものがあります。(ラジオなどは普段の生活でも使えますしね)それぞれの記事には、もっと細かい説明やレビューがありますので是非ご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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