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防災の必需品!災害時に実際に役に立つ「懐中電灯」の選び方

懐中電灯イラスト 帰宅支援に役立つ防災グッズ
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(この記事の最終更新日は、2020年7月20日です。)

本ブログでは、災害時に役に立つランタンや非常灯を紹介してきました。

いままで紹介してきたランタンや非常灯はそれぞれ役に立つものばかり。
どれもお勧めできる商品なのですが、
どちらかと言うと、ライトを照らして何かを探すためというよりは、あたりを明るくするという目的のものでした
屋外で時間を過ごすためには、ランタンは必需品なのですが、避難所へ移動したり、周囲の様子を調べたりするには、光量が足りません。

狭い範囲でよいから、遠くまで明るく見える照明と言うものが絶対に必要になります。
そこに、登場するのが、懐中電灯!ですね

懐中電灯イラスト

この記事では、一般の人向けに、災害時に本当に役に立つ懐中電灯をご紹介します。

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防災に適した懐中電灯の条件

山猫が考えた、防災に適した懐中電灯の条件

1.防水である事
防水である事は必須です。出来れば水の中に落としても大丈夫という商品がよいのですが、最低限、雨の中でも問題なく使えることが重要です。大雨の中、避難をするということを考えると、この条件はとても重要です。

2.明るすぎない事!
最近、直接見たら失明しちゃうんじゃないかって言うぐらい明るい懐中電灯が販売されるようになりました。もちろん、遭難者の救助など、出来るだけ遠くを明るく照らす用途はあるのですが、一般人が避難で使う場合は、周りの人の事も考えて、程々の明るさの懐中電灯が望ましいのです。

2.小型、コンパクトである事
これは、ちょっと迷いましたが、防災用品は出来るだけコンパクトにまとめたいもの。
また移動時の荷物も少ないほうがよいと考えました。

3.衝撃などで簡単に壊れないこと
いくら高性能な懐中電灯でも、落としたり、ぶつけたりしただけで使えなくなってしまうようでは困ります。「地震で棚から落ちたら壊れちゃいました。」ではいざと言うときに役に立ちませんよね。

4.光の照射範囲が狭すぎないこと。でも広すぎてもダメ
懐中電灯は、ある程度光を集めて、遠くまで見えなくてはいけません。
でもあまりにも狭い範囲に光が集中するのも困ります。
避難する時は、逃げるルートだけでなく、その周囲も気をつけなくてはいけないのですから、レーザービームのように狭い範囲を照らしてしまう商品は防災向けではありません。
光の照射範囲が簡単に調整できる懐中電灯がベストだと思います。
夜間に遠くの川や山の状態を見るという場合は、光を集めて遠くを見ることが出来るという力も重要になります。

5.満遍なく照らしてくれること
これは結構重要。広い範囲を照らしてくれても、真ん中がすごく明るくて、その他は暗いという商品が沢山あります。
理想は、照らしている範囲の明るさが変わらないもの。(設計が難しそうですが。。)避難しているときは、地面にどんな障害物が落ちているか分かりません。

中央部だけ明るい懐中電灯だと、障害物を上手く判別できない場合があるのです。
6.連続使用時間が長いこと
これは、当たり前のことですが、いくら明るくても、すぐに電池が切れてしまうのは困ります。
7.汎用の乾電池が使えること。
最近は充電式の電池を使用する懐中電灯も増えてきました。
電池の買い置きが要らないので、便利なのですが、災害時に充電できない可能性も有ります。
充電式のバッテリーも便利ですから、充電式バッテリーと乾電池 両方が使えるのがベストですね。

ちょっと脱線。最近の懐中電灯には、エネループなどのニッケル水素電池が使えない??

最新の懐中電灯では、エネループなどのニッケル水素電池(充電可能な電池)が使えない機器が増えています。これは主に二つの理由があるのです。
1.ニッケル水素電池は、アルカリ電池などに比べて、ちょっと電圧が低い。
ニッケル水素電池は、約1.2V アルカリ電池は 約1.5V あまり違わない気もしますが、、
最近の懐中電灯は、乾電池を3個 直列にしてLEDを点灯させているものが多いのです。

3個直列にした場合の電圧は。。
ニッケル水素電池 1.2V×3ヶ = 3.6V
アルカリ乾電池  1.5V×3ヶ = 4.5V

3つ直列にすると、意外と差が出てきますね!
LEDは、電圧が一定値以下に下がると、発光しなくなる特性があるため、エネループなどのニッケル水素電池を使うと、全く点灯しないか、点灯してもすぐに切れてしまうということが起こります。
昔から使っている、電球タイプの場合は、電圧が低いなりにちょっと暗く点灯するのですが。。。

2.ニッケル水素電池は、微量の水素が電池から出てくる場合がある。

普段から水素がぼんぼん出るわけではないのですが、電池の使用状況によって、電池からわずかに水素が出てきてしまう場合があります。
それほど多くないので、普通の機器に使っている分には気にならないのですが、最近の防水能力が高い懐中電灯の場合、問題があるのです。
防水能力が高いということは、完全に密封されているということ。つまり、ニッケル水素電池から水素が出てきても逃げ場が無く、懐中電灯の中に溜まってしまうわけです。
水素は、ご存知の通り、派手に爆発する気体ですので、ちょっと怖いですよね。

そんなわけで、最近の懐中電灯は、エネループなどのニッケル水素電池が使えなくなっているのです。これは、ちょっと残念ですが、仕方がありません。

山猫がおすすめする懐中電灯まとめ

今回は、「災害時の避難に役にたつ懐中電灯の選び方」について解説しました。

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では、山猫がおすすめする「災害時の避難に適した懐中電灯」をご紹介します!

以上最後までお読みいただきありがとうございました!

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