(この記事の最終更新日は、2022年4月4日です。)
このブログでは、災害時でも使えるソーラー発電を記事にしてきたけど・・・ソーラー以外にも発電する方法はあるよね!
この記事では、足漕ぎ式の発電機を紹介するね!
山猫は防災時に役に立つオフグリッドソーラーを作るという記事を連載してきたのだけど、
発電はソーラーだけではなく、他の方法でも出来ますよね。
手回しの発電機も売られていますが、はっきり言って発電量はたかがしれた物。
せいぜい、懐中電灯を少し点灯させられるくらいです。
山猫はいくつか手回し発電機つきの懐中電灯+ラジオを持っていますが、はっきり言って実用的ではありません。
これなら、オフグリッドソーラー+ニッケル水素電池(もちろん充電器も)と、携帯型ラジオ 電池式の懐中電灯の方がよっぽど使いやすい!
オフグリッドソーラーがないなら、アルカリ電池でも。。
災害時ならともかく、普段の生活で、手回し発電機を使って省エネを!と言うのはかなり無理があります。というか、時間の無駄です。
手回ししている時間は他に何も出来ませんしね。。。
では、足こぎならどうか?
世の中には、フィットネスクラブと呼ばれる施設が沢山あって、みな汗を流しています。
その中にある「エアロバイク」。
要するにペダルを漕いでトレーニングする機械ですね。これを発電機にしちゃえば、運動になる+電気も起こせる。最高じゃね。と言うことで調べてみたのですが、、、
海外では、既に実現例があって、フィットネスクラブの全電力を、エアロバイク発電でやったるでー。という所もあるようです。
なんとエアロバイク1台で70Wくらいの発電能力がある模様。
フィットネスクラブの運営費が下がれば、お客にもメリットがあり(多分)理想的なビジネスモデルのような気がします。
しかし、日本での実現例は見つかりませんでした。残念。。
日本にもあったら面白いのにね。。
ただ、発電が出来るエアロバイクと言うのは、売られています。
個人での購入は出来ないようですが、富山県高岡市の創作機械工房 Piccolo S.P.A.さんは、人力で発電するいろいろなアイテムを開発販売(レンタルも)しているようです。
エアロバイク発電機の価格は、188,000円 業務用のエアロバイクの相場が分からないので、高いのか安いのか判断できませんが。。
このエアロバイク発電機は、かなり本格的のようです。
搭載している発電機は何と400W
人力でこの発電機をフル稼働させられる人はほとんどいないと思いますが。。(競輪選手とかなら出せるのか??)販売はイベント会社様、広告代理店様、科学展示施設様、学校関係様、公共施設のみだそうです。
イベントや体験用という位置づけなのでしょうか。
近くに置いてあるところがあったら試してみたいですね。
個人で変えるエアロバイク発電機は、例えばALINCO(アルインコ) エコバイク(自家発電プログラムバイク) AFB7012 16段階負荷調節 トレーニングメニュー付とか。
ただ、カタログスペックを見ると、発電能力が貧弱です。
ペダルを漕ぐエネルギーをすべて発電機に集めれば、もっと発電するはずなのですが、
どうやら、発電はオマケみたいですね。発電機無しのモデルに無理やり発電機を取り付けているようで、あまり発電量は期待できない模様。
ALINCO(アルインコ) エコバイク(自家発電プログラムバイク) AFB7012 16段階負荷調節 トレーニングメニュー付
※2020年6月24日追記 ALINCOの自家発電プログラムバイクは、カタログから消えてしまったようです。残念!!
日本の技術力があれば、世界最高の発電エアロバイクが出来そうなものですが、、日本のメーカーさん。がんばって!
海外のメーカー品ですが、足漕ぎ発電機なる物が売られています。
ケーターという会社が出している、足漕ぎ発電機 パワーボックスです。価格は結構高いです!amazonでは3万5000円くらいで売られていますね。
ケーター パワーボックス [K-TOR Power Box] 2020モデル (20ワット-コンセントプラグ)【日本正規代理店品】 ペダル式 ポータブル発電機/災害や停電など非常時の電源
エアロバイクみたいな形ではなく、ペダル部分のみ。
まあ、台を作ったり、椅子を準備したりすれば、自分の好みでセッティングできるので、エアロバイクのような形状でなくてもよいのかな。
メーカーの公式動画があったので貼り付けておきます!
最大出力は20W。DC120Vのコンセントがついているのが特徴ですね。
よく使っているACアダプタを使用できるようです。
(DC出力なのに、大丈夫なのか???)
個人的には、DC5VとかDC12Vの出力の方がありがたいのですが、汎用的と考えるとこれでも良いのかもしれません。
最大出力20Wが多いか少ないかは意見の分かれるところですが、iPhoneなどのスマホの充電は、急速充電で10Wくらいですので、十分実用的です。
20Wと言うと2台のスマホやタブレッドが同時に充電できるということですね!
普段は、事務机の下に設置して、休憩がてら漕いでみるという使い方でもよいと思います。
運動不足も解消できて、一石二鳥です!
漕ぐと発電機の音がギュイギュイ聞こえるのでちょっとうるさいですが。。
ただ、山猫が作っている移動式のオフグリッドソーラーは、ソーラーパネル一枚で、100Wとか50Wの出力が出ます。
人間は、いくら頑張っても、ソーラーパネル一枚分の発電も出来ないか!という感じですね。
裏を返せば、太陽エネルギーってすごい!と言うことでもあるのですが。。
まとめ
日本のメーカーさん。
超高効率の足漕ぎ発電機作ってくれませんかね。発電機も静かなタイプを使ってあげれば、どこでも使えますし。。真面目に研究すれば面白いと思うのですが。。
どこか作ってくれないかな。
普段は、エアロバイクとして。
そして災害時は、緊急の発電機として使える足漕ぎ式発電機。一家に一台はさすがに厳しいですが、地域で何台か準備しておくと、役に立ちそうです。
以上今回は、災害時にも使える、足漕ぎ発電機の紹介でした。
さらにパワーアップしたパワーボックスはこちら!
次回をお楽しみに!
足漕ぎ式の発電機をもっと深掘りした記事がこちら!
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