(この記事の最終更新日は、2020年7月27日です。)
大きな災害は、家にいる時だけ起こるわけじゃないよね。
もしかしたら職場や外出先で起こるかも。。
この記事では・・・災害が起こった後、無事に家に帰るためのグッズをご紹介するね!
東日本大震災の時、私は東京の会社に勤めていました。
会社は自宅から徒歩10分。とても近い場所にあったのですが、
あの日は、あいにく都心に出張。。。自宅から30kmくらい離れた場所にいたのです。。
午後2時46分の地震の後、全ての電車が止まってからも・・・
「まあ数時間したら復旧するだろ」と甘く見ていたのですが・・・
現実はご存知のとおり。JRの駅は早々とシャッターを下ろして、入ることさえ出来ない状況。
私鉄ももちろんダメ。
せめて駅に入れてくれたらいいのに!って思ったよ。
余震は頻繁に襲ってくるし、
これは、まずい!という事に気がついたのは、日が暮れてからでした。(遅いよ!!)
この場所から自宅まで帰ると朝になってしまうと考えた私は、5kmくらい離れた場所にある知人の家に行く事にしました。
電話は繋がらず(そして携帯の電池は切れた。。)
行ってどうなるかは全く分からない状態でしたがとりあえず歩くことに。
その時の人の波はすごいものでした。幹線道路を埋め尽くす人、人、人。。
はっきり言って、都心は地震の被害自体は東北に比べればたいしたことはなかった。
かなり揺れはしましたが、ビルがあちこちで倒壊する事も、そこらじゅうで火事が起こることもありませんでした。
でも、そんな状況なのに、道は徒歩で帰宅しようとしている人で溢れかえっている。
想像以上の大混乱だったよ。。
もし、東京直下で大地震が起きたらどうなるのだろう?
心配になった方も多いのではないでしょうか?
あの時の都心は、信号もついていたし、街灯もついていたと思います。
直下型の大地震がきたら、停電にもなるだろうし、道は瓦礫の山になるはず。
そんな中、徒歩で帰宅するか、避難所に行かなくてはならないのです。
考えただけでぞっとしますね。
帰宅支援グッズを会社に置いておく。
日々、出張の方は難しいと思いますが、大多数の会社員の方は、昼間は会社にいることが多いですよね!
会社から家に帰るための、帰宅支援グッズを「会社」に準備しておくのが重要なのだ!
ただ、問題は避難グッズのおき場所。
ロッカーがあれば、ロッカーに入れておけばよいと考えがちですが、地震の後にロッカーにたどり着けるかは微妙です。
ロッカーが倒れたり歪んだりして、中の物が取り出せなくなる可能性もある。
出来れば、自分のデスクの近くに置いておきたいところですが、避難グッズを置いておくスペースを確保するのはなかなか大変なことですよね!
コンパクトな帰宅支援グッズがあった!
調べてみたら、会社のデスク周りに置くのにぴったりな帰宅支援グッズセットがありました。
文房具で有名なキングジムが発売している、キングジム 災害帰宅セット KTS-100です。
サイズは、A4ファイル(キングジムのドッチファイル)と同じ大きさ。これなら、机の上や、引き出し、本棚に並べておくことが出来ます。
なんせサイズが、普段仕事で使っているA4ファイルと同じ大きさなのですから、並べておいても違和感がありません。
キングジム 災害帰宅セット KTS-100
中に入っているのは、、
1,備蓄用保存水(500ml) 2本
2,ライスクッキー(8枚入り) 1箱
3,非常用簡易トイレ(便袋)1枚
4,アルミポンチョ 1ヶ
5,マスク 1枚
6,すべり止め軍手 1双
7,ウェットティッシュ 1個
8,ポケットティッシュ 1個
9,ホイッスル 1個
10,ナップサック 1枚
※クッキーは「食物アレルギー特定原材料等27品目不使用」
これだけでは、不足もあるかもしれませんが、一通りの物がそろっています。なにも準備していないよりは、安心度が全く違いますよ!
まとめ
今回は、災害が起こった時に、家に帰るためのグッズをご紹介しました。
東日本大震災の後にインタビューをしたところ・・・
「家には防災グッズを備蓄していたのだけど、会社には置いてなくて、家に帰るまでが大変だった。。」
という声が何件も・・・
とにかく家に帰りつくためのグッズを会社に置いておくのが大事なんだね!
今回ご紹介したキングジムの帰宅支援グッズは、オフィスの本棚に入れて置けるサイズと大きさ。何と言っても、良く使うA4ファイルと同じ大きさなのですから!!
という事で、今回ご紹介した商品はこちらです。
次回も、仕事先から家に帰るためのグッズの紹介。
「帰宅時に絶対必要となる、地図について」はこちらです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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