少し前まで、35℃オーバー。夜は熱帯夜が続いていたのが嘘のように、急に寒くなった今日この頃。
もうじきやってくる冬の寒さ対策用として最適なストーブを紹介します。
石油ストーブだったら、電気が無くてもつかえるのでは?
そう思っていた時期が山猫にもあったのですが、、実は石油ストーブも電気が必要な物があるのです。
石油ファンヒーターは当たり前のように、AC100Vのコンセントに差し込む必要がありますよね。石油ファンヒーターの暖かさの元は確かに石油なのですが、暖かい風を送り出しているのは電気で回るファンなんです。つまり、石油ファンヒーターは、停電時には役に立たないわけです。。。
では、開放式の石油ストーブはどうか?
昔からある開放式の石油ストーブは、調理にも使えて便利なアイテムですよね。一見すると電気を使っているようにも見えません。。でもよく見ると裏に電池が!
大概の石油ストーブは、単一型の電池が必要。この電池が何をしているかと言うと、石油ストーブを点火させるための物なのです。
石油ストーブを点けようと点火ボタンを押すと、「パチパチ」と音がしますよね。あれは、ストーブの中で点火用の火花が飛んでいる音なのです。
つまり、開放式のストーブでも点火用の電池は必要になるわけです。
単一の電池を準備しておけば問題ないじゃない!という考えもありますが、ちょっとめんどくさいし、防災用品は少しでも少ない方が〇! 真冬でストーブをバリバリ使っている時期であれば問題ないのですが、危ないのは晩秋。まだストーブを出すにはちょっと早いかな?という時に災害が起きた場合。
季節はどんどん冬に向かうし、外は冷えるしという状況で、ストーブを物置から引っ張り出したら電池が切れていた。という場合が一番困ります。
では、電気を全く使わない石油ストーブはないのでしょうか?
電池もいらない開放式石油ストーブがあった!
調べてみると・・・電気をまったく使わない石油ストーブがありました!
TOYOTOMI 石油ストーブ(手回し発電・乾電池不要) 【ぐるんPa】 「コンクリート9畳/木造6畳」 日本製 ホワイト RS-G240(W)
TOYOTOMI 石油ストーブ(手回し発電・乾電池不要) 【ぐるんPa】 「コンクリート11畳/木造8畳」 日本製 木目 RS-G300(M)
サイズは、コンクリート9畳/木造6畳用と コンクリート11畳/木造8畳用の2種類。TOYOTOMIさんは、石油ストーブを数多く出している老舗メーカーですから、信頼性も問題ありません。
このストーブ、一見すると、電池を使う開放式石油ストーブと同じように見えます。違うのが点火スイッチの部分。普通の石油ストーブは、押しボタンになっているのですが、このストーブは代わりにハンドルが付いています。
ストーブに火をつけたい場合は、このハンドルを回してあげるのです。このハンドルは手回し式の発電機になっていて、
ハンドルを回す→電気起きる→火花が飛ぶ→点火!
となるわけです。
使い勝手も、普通のストーブと大差ありませんから、普段から使う事が出来るのです。
燃料の灯油も備蓄しなくては!
石油ストーブを使うためには、当然燃料の灯油もが必要です。
やっぱりここでも問題となるのは、秋のストーブを使い始めようという時期。
灯油のストックがない状態で災害が起こったら、せっかくの石油ストーブを使う事もできません。災害が起こってから、ガソリンスタンドに行っても、灯油を手に入れられるかどうかは運しだいになってしまいます。
そうならないためには、冬の終わりに灯油を備蓄するしかないということになります。でも、灯油って次の冬まで備蓄しておいて大丈夫なのでしょうか?
灯油の寿命はどれくらい?
メーカーや国民生活センターでは、持ち越し灯油を禁止しています!
ストーブの取り扱い説明書を見ると、持ち越し灯油(次の冬まで備蓄した灯油)を使用しないでくださいと書かれています。やはり、保管しておくと灯油が劣化しまうのでしょう。
ただ、実際に灯油を備蓄している人はいますし、山猫も毎年持ち越し灯油を使用していますが今まで問題が起きた事はありません。
しかし、メーカーが使用を禁止している以上、持ち越し灯油を使うのは自己責任という事になってしまいますね。。
灯油の劣化の原因と保管方法
実は灯油には使用期限というものはないのですが、保管の仕方が悪いと、劣化して明らかに色やにおいが変わってしまいます。
劣化した灯油は、異常燃焼などを引き起こすため、ストーブで使用するのは大変危険です。
では、何が劣化を進めるかと言うと、主には「紫外線」「水分」だと言われています。
つまり、日光が直接当たる場所での保管は厳禁という事になりますね!
あと、これは山猫が気を付けているだけで、実際はよく分からないのですが、なるべくタンク一杯に灯油を入れて、空気と出来るだけ接触させないようにしています。
~保管方法まとめ~
・灯油専用のポリタンクに一杯になるようにする。
・直射日光に当てない。(日陰)カバーを掛けられればより良い
・水分は大敵。蓋をしっかり締める+雨が吹き込まない場所へ保管
灯油は新品の時は無色透明ですが、劣化すると黄色っぽくなります。変色した灯油は危険なので使用しないようにする。
くらいでしょうか。いずれにしても、持ち越し灯油は、メーカー非推奨ですので、自己責任で使用してください。また、少しでも危ないなと思ったら使用しない方がよいと思います。
今回ご紹介した商品はこちら
TOYOTOMI 石油ストーブ(手回し発電・乾電池不要) 【ぐるんPa】 「コンクリート9畳/木造6畳」 日本製 ホワイト RS-G240(W)
TOYOTOMI 石油ストーブ(手回し発電・乾電池不要) 【ぐるんPa】 「コンクリート11畳/木造8畳」 日本製 木目 RS-G300(M)
最後までお読みいただきありがとうございました。
もしよろしければ、他のページもご覧ください。
~関連記事はこちら~
~まとめ記事はこちら~
防災コラム記事一覧
コメント