災害避難時の3種の神器と呼ばれる物があります。
別に3種でなくてもよいと思うのですが、日本人は何かと[3]にこだわります。なんでなんですかね。
本ブログでは、今までに災害避難時の「三種の神器」の内2つを紹介してきました。
今までに紹介してきた災害避難時の三種の神器
その1 ラップ
サランラップやクレラップ。普段の生活にも欠かせない「ラップ」ですが、災害時にも大活躍!衛生状態が悪くなりがちな避難所では必需品です!
その2 ポリ袋
ごみ袋や、スーパーの買い物袋など、ポリ袋を目にしない日はないというくらい身近な存在!このポリ袋もいろいろな使い方が出来る災害時の重要アイテムなんです。
その3 新聞紙
そして、今日ご紹介するのが、「新聞紙」です。この災害避難時の三種の神器の特徴は、普段から身の回りにあるもの。特別な防災グッズを買いそろえるわけではなく、普段から使っているものを、防災用として備蓄しておこうという物です。
ただ、新聞紙に関しては「新聞取ってないよー」という方もだいぶ増えてきました。今はネットでニュースも見れるし、新聞を取るとすぐに大量の新聞紙が溜まってしまって捨てるのもめんどくさいですよね!山猫も今は新聞を取っていないので、たまに買う新聞を大事に取っておいています。
さて、この新聞紙、防災用品としてどんな役に立つのでしょうか?
1. 火おこしに使う
新聞紙は、とにかく燃えやすい材質。燃え始めるとあっという間に炭なっちゃいますが。。薪で火を起こす時、新聞紙は必需品。簡単に火が付きますからね。この新聞紙をつかって起こした火をどうやって薪に移すかは腕の見せ所。上手く新聞の炎が薪にかかるように下の方に新聞紙を配置するのがお約束。それでもあっという間に灰になって消えてしまう。。という事もよくある事なのですが。。とにかく、火おこし材として新聞紙は超優秀な素材なんです。
2.保温材として使う。
新聞紙は適度な大きさがあるので、新聞紙にくるまるとかなり暖かいのです。ビニール(ポリ袋)は風を通さないというメリットがるのですが、通気性がないため、汗が内部に溜まりやすいという弱点があります。その点、新聞紙はかなり通気性があるので、汗が溜まりにくいという特徴があります。
もちろん、新聞紙をまけばどんな寒さも怖くない!わけではないのですが、思った以上に暖かいものです。
靴下の上から新聞紙をまくと、足の冷えをだいぶ抑えてくれます。
3.怪我をした時にも
ケガをした時に包帯の代わりに腕に巻いておくという使い方があります。もちろん新聞紙ですから強度はあまり期待できませんが、手持ちの包帯がない場合は役に立ちます。
また、新聞紙を折っていくとかなりの強度が出ますので、骨折時の添え木の代わりとして使う事も出来ます。もちろん一時的なものですが。。覚えて置いて損はないテクニックですね!
4.そのほかにも・・・
新聞紙を折って、スリッパにしたり、布団にかけて保温の足しにしたり、とにかく新聞紙はいくらあっても損はないという防災の必需品。
是非、多めにストックを準備しておくことをお勧めします。
以上今回は、災害避難時の三種の神器の一つ「新聞紙」の記事でした。
ちなみに、救助作業の三種の神器もあります。救助作業の三種の神器に関する記事は、以下のリンク先にまとめてあります。
お時間がありましたら覗いてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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