非常用持出袋(防災セット)について考えるの8回目。
1回目の記事では、市販品の防災セットの中でお勧め出来るものを紹介しました。
2回目以降の記事では、非常用持出袋(防災セット)を自作する!という趣旨で、非常用持出袋に入れる防災グッズをいろいろな角度から紹介しています。
ちなみに、紹介する防災グッズは、1回目の記事で紹介した【防災グッズ】地震対策30点避難セット ~避難生活で必要な防災用品をセットした非常持出袋(防災セット)
を参考に、足した方がよいかな?と思う商品を追加していくという方針で進めています。
7回目の記事に引き続き、防災グッズを選んでいきます。
16.緊急用呼子笛
笛(ホイッスル)を使うのは、かなりの緊急事態。部屋に閉じ込められたり、家具や瓦礫の下敷きになったときに助けを呼ぶために使います。山猫は、笛は、非常用持出袋に入れるよりも、いつも枕元に置いておく必要があると考えています。瓦礫の下敷きになっている場合、非常用持出袋にはたどり着けませんから。。
もちろん、避難時に役に立つことがないとは言えませんが、基本、枕元に置いておいて、非常用持出袋にたどり着いたら、その時点で非常用持出袋にしまうという考え方の方が合理的だと考えています。
笛だけでなく、枕元におく防災グッズのまとめ記事を以前このブログでは書いています。
まずは、無事に非常用持出袋にたどり着くことが大事!そのためのグッズは、常に携帯し、就寝時は、手の届く範囲に置いておくのがよいと山猫は考えています。
17.レジャーシート
項目名はレジャーシートになっていますが、実際に非常用持出袋に入れてほしいのは、ブルーシート。ブルーシートを見た事のない人はいないと思います。災害時は、このブルーシートが大活躍。雨風をしのいだり、座る場所を確保したり使い道は幅広いです。
本ブログでは、そんな災害時の必需品、ブルーシートに加え、ブルーシートを柱などに固定するのに便利なパラシュートコードを紹介しています。
ブルーシートの選び方や、便利な使い方をいくつか紹介していますので、ぜひ、リンク先のページもご覧下さい。
18.軍手
防災グッズを買うと、必ずついてくるのが、軍手。太い綿の糸を編んで作られた手袋ですね。。この軍手は確かに便利。災害時は、尖ったものや、柱のささくれなど素手で扱うには危険な物がいっぱい。手袋は絶対に必要な物なのですが。。実は山猫は軍手でも力不足だと考えています。(もちろんないよりはあったほうがいいに決まっているのですが。。)
山猫がお勧めしているのが、皮グローブ。皮の手袋にもいろいろあって、消防などが使っている分厚い物から、作業用の薄い物までいろいろあります。なるべくしっかりしたものを選ぶ必要がありますが、これは程度問題。しっかりしたグローブは大きく重いですから、非常用持出袋のなかで場所をとってしまいます。薄い皮手袋でも耐久性は布の軍手よりはるかに高いですから、安価な、薄い皮手袋を準備する。というのもありだと思います。
本ブログでは、皮の手袋の選び方も特集しています。もしお時間があればそちらもご覧ください。
19.20.非常用ローソク・マッチ
お次は、非常用ローソクとマッチです。ローソクとマッチも防災セットに入っている事が多いのですが、ローソクの使い方はなかなか難しい。普段、ローソクってあまり使わないですよね!
使い慣れない物を、災害時に持ち出してくるのは得策ではありません。特にローソクは火事の危険と隣り合わせ。余震でローソクが倒れて火事になったのでは元も子のありません。
山猫がお勧めしているのは、ローソクではなく、水で湿らすと発光するLEDライト。普通のLEDランタンをたくさん準備しておくというのも手ですし、なるべくたくさんのLEDランタンや懐中電灯を準備しておいた方が良いとは思います。
でも、LEDランタンも懐中電灯も電池を使いますし、また価格も安くはありません(最近はかなり安く手に入るようになりましたが。。)
そんな山猫がおすすめする、LEDローソクを過去記事で取り上げています。
ローソクの代わりに、LED電灯をいくつか準備しておくことをお勧めします。
一方、マッチは、災害時でも役に立ちます。食事を作る際など、火をつけなければいけない場面は多々あります。そんな時はマッチの出番。
本ブログでは、過去記事で火をつける時に使えるグッズを特集しています。
防水、防風マッチのおすすめは、
マッチ 防風 防水 防災用品 マッチ キャンプアウトドア Stormproof Matche Kit オレンジ
普通のマッチは、水に濡れてしまうと使えなくなってしまうのですが、このマッチは、防水、防風対応のマッチ。防災用に準備しておく場合は、普通のマッチではなく、アウトドア用の専用マッチがよいと山猫は考えています。
また、マッチ以外の着火グッズとして、 ファイヤースターターというグッズもおすすめしています。
高性能な火打石のような物と考えると分かりやすいですね!すごい火花が飛ぶので、乾いている物だったら簡単に火をつける事ができますよ!
ガーバー GERBER ベア・グリルス ファイヤースターター
以上、今回は、16.緊急用呼子笛 17.レジャーシート 18.軍手19.20.非常用ローソク・マッチを紹介しました。
この連載は、まだまだ続きます。お楽しみに!
この投稿は、今年(2017年)最後の投稿になりそうです。今年の5月に始めた、山猫おソーラーの備えるブログ。約半年が経過しました。この半年間にアップした記事は約200。
皆様の防災グッズ選びに少しでもお役に立てていれば幸いです。
来年(2018年)も山猫おソーラーの備えるブログをお楽しみに!
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