非常用持出袋(防災セット)について考えるの7回目。
1回目の記事では、市販品の防災セットの中でお勧め出来るものを紹介しました。
2回目以降の記事では、非常用持出袋(防災セット)を自作する!という趣旨で、非常用持出袋に入れる防災グッズをいろいろな角度から紹介しています。
ちなみに、紹介する防災グッズは、1回目の記事で紹介した【防災グッズ】地震対策30点避難セット ~避難生活で必要な防災用品をセットした非常持出袋(防災セット)
を参考に、足した方がよいかな?と思う商品を追加していくという方針で進めています。
6回目の記事に引き続き、防災グッズを選んでいきます。
13.スリッパ
忘れがちですが、災害時にスリッパは超重要アイテム。
地震が起きたばかりの室内は危険な物が散らばっている可能性が高い。ガラスの破片が散らばっているかもしれないし、画鋲が落ちているかもしれない。
そんな中を素足で歩き回るのは自殺行為。足を怪我してしまうと、その後の行動がとてもむずかしくなります。
と言うことで山猫のおすすめは、スリッパは枕元におくという考え方。
ちなみに過去記事で、枕元においておきたいグッズを特集しています!
スリッパだけでなく、枕元においてほしいグッズをいろいろ紹介しています。
枕元に置いて欲しい防災グッズは、就寝時に地震が起きた時にまず必要となるもの。非常用持出袋があるところまでたどり着くためのグッズです!山猫の考えとしては、スリッパは非常用持出袋ではなく、枕元に置いて欲しい。非常用持出袋までたどり着いたら、スリッパを非常用持出袋にしまうという考え方がよいと考えています。
14.非常用給水袋
飲み水はペットボトルの水があるからいらないのでは?と思われる方もいると思いますが、人間が一日に必要な水の量は一人当たり3リットル!非常用持出袋にそんな沢山のペットボトルを入れる事は出来ません(入れる事は出来ますが、水は1リットルあたり1kg! かなりの重さがあります。。)そんな時に役に立つのが非常用給水袋。もし、避難所に給水車が来ても、給水袋がなければ、あまり多くの水をもらう事も出来ません。せいぜい空になったペットボトルに水を詰めるくらいです。
給水袋は、普段は折りたたんでコンパクトにしまっておくことが出来ますし、価格も高い物ではないので、何枚か持っておくととても役に立ちます。
非常用吸水袋は、100円ショップにも売っている事があります。もし、100円ショップで売っていたら、ちょっと多めに準備しておけばOK! 近所の100円ショップにはおいていなかったよ!という方は通販で買う事も出来ます。(こちらは100円ではありませんが、、その分しっかりしています。)いずれにしても高い物ではないので、何枚か準備しておきたいですね!
山猫のおすすめは、東京都葛飾福祉工場 食品衛生法適合 非常用給水袋 4L
こちらは、価格が1000円強(2017年12月 アマゾン価格)と、100円ショップの物に比べるとはるかに高い!でも、食品衛生法に適合した樹脂で作られていたり、作りがとても頑丈だったり、価格に見合う価値があると山猫は考えています。
15.水のいらないシャンプー
避難所では、水は超貴重品。飲み水の確保も大変なのに、頭を洗う水を確保する事など夢また夢の場合が多いです。冷たい水で洗ってしまうと、乾かすのが大変ですしね!
夏なら、まだ良いのですが、冬に冷たい水で頭を洗うのはかなり危険。頭から風邪をひいてしまいます。
かと言って、一週間も二週間も頭や体を洗わないのも不清潔。。
そのため、水を使わないシャンプーが発売されているわけです。
この水を使わないシャンプーは、ジェル状の物とシート状の物が発売されています。
ジェル状の物の方が、髪の中まで入り込んで汚れを取ってくれそうですが、ふき取りが大変。拭き取りようのタオルも準備しなくてはいけません。(その拭き取りようタオルも使い捨てでなければ、洗濯しなければいけませんよね!)
そんな理由で、山猫がお勧めするのが、シート状の水を使わないシャンプーや体拭き用タオルです。
以前、このブログでは、水を使わないシャンプーのおすすめ品を紹介しました。
水を使わないシャンプー全般に言えることですが、香りの強い物が多いのです。多分、嫌な臭いを香りで抑えようとしているのだと思いますが、人によってはこの香りが曲者。自分の頭の香りで気持ち悪くなってしまったら元も子もありません。
今回紹介したドライシャンプーは、水を使わないシャンプーのなかでは、比較的香りが抑えられている製品です。使い方もウェットティッシュ感覚で使えます。
次に紹介するのが、体拭き用タオル
過去に山猫は、体拭き用タオルのおすすめ記事を書きました。
大きなウェットティッシュという感じの製品。大きさは何と60cm × 30cmと、普通のハンドタオルくらいの大きさがあります。
体拭き用に設計されているので、なるべく肌に優しいように工夫されています。
ここまではウェットタイプの紹介ですが、水に濡れた時など、乾いたタオルの出番も多い物。普通のタオルは洗濯しなければいけませんが、避難所ではなるべく洗濯はしたくはありません(そもそも、洗濯に回せる水があるかどうかわかりません)乾いたタオルも使い捨てが良いと山猫は考えています。
過去に紹介した、山猫お勧めの使い捨てタオルの記事がこちら
使い捨てタオルもいろいろな大きさの物が市販されていますが、比較的小さい物がほとんど。ちょっとした手拭きなら小さいタオルでもよいのですが、濡れた体を拭く場合は、なるべく大きいタオルを使いたいですよね!
詳しくは、リンク先の記事を読んでくれると嬉しいです。
以上今回は、13.スリッパ 14.非常用給水袋 15.水のいらないシャンプーを紹介しました。最後までお読みいただきありがとうございました。
~非常用持出袋 続きの記事はこちら~
~記事まとめページはこちら~
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