山猫おソーラーの備えるブログ

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防災の必需品!実際に役に立つ懐中電灯を選ぶ

投稿日:2017年7月27日 更新日:

本ブログでは、災害時に役に立つランタンや非常灯を紹介してきました。


いままで紹介してきたランタンや非常灯はそれぞれ役に立つものばかり。どれもお勧めできる商品なのですが、
どちらかと言うと、ライトを照らして何かを探すためというよりは、あたりを明るくするという目的のものでした
屋外で時間を過ごすためには、ランタンは必需品なのですが、避難所へ移動したり、周囲の様子を調べたりするには、光量が足りません。

狭い範囲でよいから、遠くまで明るく見える照明と言うものが絶対に必要になります。
そこに、登場するのが、懐中電灯!ですね

懐中電灯イラスト

防災に適した懐中電灯の条件

山猫が考えた、防災に適した懐中電灯の条件

1.防水である事
防水である事は必須です。出来れば水の中に落としても大丈夫という商品がよいのですが、最低限、雨の中でも問題なく使えることが重要です。大雨の中、避難をするということを考えると、この条件はとても重要です。

2.小型、コンパクトである事
これは、ちょっと迷いましたが、防災用品は出来るだけコンパクトにまとめたいもの。また移動時の荷物も少ないほうがよいと考えました。

3.衝撃などで簡単に壊れないこと
いくら高性能な懐中電灯でも、落としたり、ぶつけたりしただけで使えなくなってしまうようでは困ります。「地震で棚から落ちたら壊れちゃいました。」ではいざと言うときに役に立ちませんよね。

4.光の照射範囲が狭すぎないこと。でも広すぎてもダメ
懐中電灯は、ある程度光を集めて、遠くまで見えなくてはいけません。でもあまりにも狭い範囲に光が集中するのも困ります。避難する時は、逃げるルートだけでなく、その周囲も気をつけなくてはいけないのですから、レーザービームのように狭い範囲を照らしてしまう商品は防災向けではありません。光の照射範囲が簡単に調整できる懐中電灯がベストだと思います。夜間に遠くの川や山の状態を見るという場合は、光を集めて遠くを見ることが出来るという力も重要になります。

5.満遍なく照らしてくれること
これは結構重要。広い範囲を照らしてくれても、真ん中がすごく明るくて、その他は暗いという商品が沢山あります。理想は、照らしている範囲の明るさが変わらないもの。(設計が難しそうですが。。)避難しているときは、地面にどんな障害物が落ちているか分かりません。中央部だけ明るい懐中電灯だと、障害物を上手く判別できない場合があるのです。
6.連続使用時間が長いこと
これは、当たり前のことですが、いくら明るくても、すぐに電池が切れてしまうのは困ります。
7.汎用の乾電池が使えること。
最近は充電式の電池を使用する懐中電灯も増えてきました。電池の買い置きが要らないので、便利なのですが、災害時に充電できない可能性も有ります。充電式のバッテリーも便利ですから、充電式バッテリーと乾電池 両方が使えるのがベストですね。

ちょっと脱線。最近の懐中電灯には、エネループなどのニッケル水素電池が使えない??

最新の懐中電灯では、エネループなどのニッケル水素電池(充電可能な電池)が使えない機器が増えています。これは主に二つの理由があるのです。
1.ニッケル水素電池は、アルカリ電池などに比べて、ちょっと電圧が低い。
ニッケル水素電池は、約1.2V アルカリ電池は 約1.5V あまり違わない気もしますが、、
最近の懐中電灯は、乾電池を3個 直列にしてLEDを点灯させているものが多いのです。

3個直列にした場合の電圧は。。
ニッケル水素電池 1.2V×3ヶ = 3.6V
アルカリ乾電池  1.5V×3ヶ = 4.5V

3つ直列にすると、意外と差が出てきますね!
LEDは、電圧が一定値以下に下がると、発光しなくなる特性があるため、エネループなどのニッケル水素電池を使うと、全く点灯しないか、点灯してもすぐに切れてしまうということが起こります。
昔から使っている、電球タイプの場合は、電圧が低いなりにちょっと暗く点灯するのですが。。。

2.ニッケル水素電池は、微量の水素が電池から出てくる場合がある。

普段から水素がぼんぼん出るわけではないのですが、電池の使用状況によって、電池からわずかに水素が出てきてしまう場合があります。
それほど多くないので、普通の機器に使っている分には気にならないのですが、最近の防水能力が高い懐中電灯の場合、問題があるのです。
防水能力が高いということは、完全に密封されているということ。つまり、ニッケル水素電池から水素が出てきても逃げ場が無く、懐中電灯の中に溜まってしまうわけです。
水素は、ご存知の通り、派手に爆発する気体ですので、ちょっと怖いですよね。

そんなわけで、最近の懐中電灯は、エネループなどのニッケル水素電池が使えなくなっているのです。これは、ちょっと残念ですが、仕方がありません。

山猫が使ってきた懐中電灯

一昔前は、小型コンパクトで、タフな懐中電灯といえば、ミニマグライトでした。日本製の懐中電灯が、単一型の電池を何本も使う大きなものが多かった(しかも外装はプラスチック)のに対し、ミニマグライトは、シンプルなアルミ合金製の外装。海外では、警棒の代わりになるという頑丈なボディー。めちゃくちゃ物欲をそそる懐中電灯でした。
まがい物もいっぱい売っていましたが。。。

山猫が持っているのはこちらの単三乾電池で光る一般的な物。LEDではない旧型ですが。。

ミニマグライト 2AA ブルー

マグライトは、今の進化し続けて販売され続けています
昔は、電球を使っていましたが、今はLED化されたものも出ています。バランスが良いのはこの商品だと思います。

MAG-LITE(マグライト) ミニマグライト 2nd LED 2AA(単三2本) SP2201HY ブラック

MAG-LITE(マグライト) ミニマグライト 2nd LED 2AA(単三2本) SP2201HY ブラック

単三型の乾電池2本で動くのが良いのですね。LED化されてだいぶ機能もアップしました。
明るさは、77ルーメン 連続使用時間は10時間45分です。
77ルーメンはちょっと、暗めかなあとは思いますが、本体168mmで70g(電池なし)という、軽量ボディですので、仕方がないかなとも思います。

ミニマグライトはすごくよい懐中電灯で、これを選んでおけば良いと思うのですが、最近は、もっとすごい懐中電灯が売られています。
その中で、山猫が選んだのが!!

アメリカの電灯メーカー OLIGHT社製の懐中電灯!

です。
なかでもお勧めが、Olight S2 Baton OLIGHT(オーライト) S2小型軽量LED フラッシュライト最大950ルーメンCree XM-L2/U3 LED LED搭載 防水IPX8 5段階切替 LED懐中電灯 ハンディライト電池1 x 18650 or 2 x CR123A 電池別売 (ブラック)


OLIGHT(オーライト) S2小型軽量LED フラッシュライト最大950ルーメンCree XM-L2/U3 LED LED搭載 防水IPX8 5段階切替 LED懐中電灯 ハンディライト電池1 x 18650 or 2 x CR123A 電池別売 (ブラック)

なんと防水性能は、IPX8 (継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形)) 水中でずっと使用することは出来ませんが、池に落としたくらであれば、大丈夫(拾えるかは別問題ですが。。)

ボディはマグライトと同じ、アルミ合金で、サイズは長さ103mm 重さ50.5gと超軽量コンパクト。
このコンパクトボディなのに、最大950ルーメンで光ります。※950ルーメンは、連続2分間のみ。通常は400ルーメンです。
400ルーメンでも十分な明るさですが。。

電池は、乾電池型のリチウムイオンバッテリー 18650 を1本か、リチウム乾電池 CR123Aを2本使用します。
アルカリ乾電池が使用できないのは残念ですが、これだけの明るさになると、アルカリ乾電池では、すぐに電池が消耗してしまい、実用にならないのかもしれません。(サイズも大きくなってしまいますし。)

電池の持続時間は、充電式の18650を1本使った場合は、LEVEL2(400ルーメン)使用時に約4時間。CR123Aを使った場合は、2時間45分です。
もう少し暗くてもいいよ!という場合は、LEVEL3(80ルーメン)使用時で、18650 : 19時間 CR123A:12時間持ちます。80ルーメンと言うと、ミニマグライトと同等の明るさです。

照射角度の調整は出来ないようですが、あまりビームを絞っていない広範囲型で、全体的に均一な配光が特徴的。5~10mの範囲を照らすのに向いているようです。

充電池の18650ってなんだ?

最近海外物の懐中電灯によく使われる充電池18650は、リチウムイオン電池の一種です。形状は単三乾電池みたいな形をしています。
日本では、あまり一般的ではないのですが、海外ではよく使われている一般的な電池なのです。
日本では単品ではなかなか売っていないのですが、モバイルバッテリーの中にはよく入っています。

18650充電池は謎商品

18650充電池はその名の通り、直径18mm 長さ65mmの円筒形電池なのですが、メーカーによってサイズが微妙に違う謎商品でもあります。

一説には、長さが短めの18650充電池には、本来必要な保護回路が入っていない可能性があるとか。。ネットではいろいろなメーカーから18650充電池が販売されていますが、信頼できるメーカー品を選んだ方がよさそうです。↑でお勧めしたOlight S2 Batonには、18650をセットにしたバージョンも売られているので、とりあえずセット品を選んでおくと安心です。

18560を充電するには?

容量が大きく、発生する電圧も高い。そして充電も出来る便利な電池なのですが、充電はどうするの?という疑問が浮かびます。
18650に対応した充電器は日本ではあまりお目にかからないですからね。
と思って探していたら、同じOLIGHT社からこんな物が。。


OLIGHT オーライト UC 充電器 マグネット式USB充電ケーブル 【充電対応電池:18650/17670/16340/RCR123/14500/単3/単4/ AAA / AA / AAAA C10340,10350,10440,10500,12340,12500,12650,14350,14430など】 Universal Rechargeable Battery Charger (ブラック) (Olight UC充電器 1本)

一見、なんだか分からないのですが、これが充電器です。イヤホンの先のような部分を電池の両端につけるだけで、充電が出来ます。(先が磁石になっていて勝手にくっつく)
しかも、対応電池が幅広い。リチウムイオン電池はもちろんですが、なぜかニッケル水素電池も充電できちゃう優れものです。しかも入力はUSB端子になっているので、かなり汎用性があります。

モバイルバッテリーから充電する事も出来ますし、山猫が作っている、非常用のオフグリッドソーラーとも相性がよい充電器です。
Olight S2 Batonを使う場合はこの充電器を組み合わせるのがよいですね!

以上今回は、災害時に便利な懐中電灯の紹介でした。

今回ご紹介した商品はこちら

最後までお読みいただきありがとうございました。
御時間がありましたら他のページも覗いてくれると嬉しいです。

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