ポイズンリムーバーって何?
アウトドアが好きな方なら知っている人もいるポイズンリムーバー。(正直な所認知度は低い。。)ポイズンとは「毒」の事。リムーバーは「取り除く」という意味。つまり、毒を取り除く機械ということですね。
蜂や、蚊に刺された時、毒が体内に入ります。このままほっておくと、、、刺された場所が腫れて、痛くなったりかゆくなったり。これは蜂や蚊が体内に入れた毒のせいなのです。
ポイズンリムーバーは、蜂や蚊が体内に入れた毒を吸い出す機械
形はいろいろありますが、一般的なのは、注射器のような形をしたもの(一見注射器みたいですが、実は全く逆の動きをします。)
山猫が持っているポイズンリムーバーはこんな形。
箱に入っている時は。。
この製品には本体と、吸引用キャップが4種類入っています。
本体を組み立てるとこんな感じ。
ほんとに注射器みたいな外観です。でも右側のピストンを押すと、、中の空気が抜けて、左側の透明キャップ内の圧力が下がります。
透明キャップを蜂や蚊に刺された場所に当てて、ピストンを押せば体に入った毒素を吸い出してくれるという仕組みです。ピストンは押し込むと手で引っ張らない限り、戻らない仕組みになっているので、毒を吸い出している間中ピストンを押し続ける必要はありません。
ポイズンリムーバーは「蚊」にも有効
ポイズンリムーバーは、「蜂」用というイメージが強いですが、、「蚊」に刺されたときにも使えるのです。
「蚊」にさされて、わざわざポイズンリムーバーを使うのは大げさでは?と言う声も聞こえてきますが、これが意外と効果あり。
かなり、かゆみが抑えらえるのです。
特に、子どもの場合、かゆいと際限なくかいてしまって、トビヒになる事もありますよね!ポイズンリムーバーを使ってかゆみを抑える事で、患部を搔きむしる心配も減るという一石二鳥の便利グッズなんです。
ポイズンリムーバー 使用上の注意点
蜂などの毒を吸い出してくれる便利なポイズンリムーバーですが、使用上の注意点が。。それは「刺されてからすぐに吸い出さないと効果が薄れる」ことです。考えてみれば当たり前なのですが、毒は刺されてから時間がたつとどんどん体内に広がっていってしまいます。毒が刺された場所付近に集まっているのは、刺された直後だけ。
ポイズンリムーバーが効果を発揮するのは、吸い出すポイントの近くに毒がある場合だけ。
出来れば刺されてから数分。15分いないならある程度効果があるという報告もあります。
また、大事なのは刺された後なるべく静かにしている事。動くと毒が拡散しやすいからなんです。
もう一点、ポイズンリムーバーを複数人で使いまわすと、衛生上よくないそうです。(病気がうつる場合がある)出来れば、家族の人数分そろえておいた方が良いそうです。
山猫お勧めのポイズンリムーバー
いくつかのポイズンリムーバーを使ってきましたが、お勧めは今使っている、エクストラクター ポイズンリムーバー AP011です。
ポイントは、片手でも使いやすいピストンと、その吸引力。あと、特徴をあげるとすると、先端のキャップが透明という事。透明だと、上手く吸い出せているか、それとも何も吸い出されていないかが良く分かります。 キャップは大きさが違う4種類。正直あまり使い分けは出来ていないのですが、、このあたりは研究の余地ありです。
収納は専用のプラスチックケースが付属しますので、しまっておくのも簡単です。
以上、今回は、「蜂」や「蚊」などにさされた時に、症状を軽減する事の出来る、ポイズンリムーバーを紹介しました。
「蚊」はだいぶ数が減ってくる季節(この記事を書いたのは、9月の始めです。)蜂はまだまだ活動しています。ポイズンリムーバーを持っていると少し安心できますよ!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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