(この記事の最終更新日は、2021年2月14日です。)
本ブログでは、寝る時に枕元に置くべき防災グッズの記事をいくつか紹介してきました。
今回の記事は、枕元に置くべき防災グッズのまとめ記事になります。
就寝中に地震が起きたら。。。あまり考えたくない事ですが、人間は一日の1/4くらいは寝ているわけですから、寝ている最中に大地震が起きる可能性は十分にあるのです。
部屋はぐちゃぐちゃ。町は停電で真っ暗という状況では、自分がどこにいるのかすらわからないかもしれない。
防災グッズを取りに行きたいけれど、離れた場所に防災グッズをしまっておいてもそこまでたどり着く事もできません。
そんな時の為に、枕元に最低限の防災グッズをまとめておかなくてはいけないのです!
出来れば、沢山の防災グッズを枕元に準備しておきたいところですが。。。枕元に大量のグッズがあるのは邪魔ですよね。山猫はそれほど真面目ではないので、あまりたくさんのグッズを部屋の中で管理できそうにありません。。
それよりは、枕元に置くのは、防災グッズ倉庫まで安全にたどり着くための最低限のグッズにとどめておいた方がよいという考え方です。出来るだけコンパクトで邪魔にならない防災グッズを集めてみました。
1.懐中電灯
何はともあれ懐中電灯は必要です。もし停電で真っ暗になってしまったら、まわりはほとんど見えません。月明りがあれば少しは見えるのかもしれませんが、、
とにかく懐中電灯は必須商品。山猫は、枕元に置いておく懐中電灯として、ジェントスのDM-031Bをおすすめします。
詳細記事はこちら↓
この懐中電灯の売りは、コンパクトでありながら各性能のバランスが良い点。目立った特徴がないとも言えますが。。。単三型乾電池1本 (しかもエネループも使える)で、必要十分な明るさがあります。
GENTOS(ジェントス) LED 懐中電灯 【明るさ45ルーメン/実用点灯10時間/防滴】 単3電池1本で使える DM-031B
大きさは長さ10cmくらい。片手で握るにも小さいくらいですので、邪魔になりません。どの懐中電灯がよいか迷ったらまず候補に挙げてほしい一品です!
2.眼鏡(予備のメガネ)
目が良くて、眼鏡はかけてないよーという方なら必要ないのですが、眼鏡を掛けないと、日常生活に困るよ!という方は、眼鏡は生命線なのです。普段使っている眼鏡を寝る時に、防災グッズ箱にしまうのはもちろんなのですが、出来れば予備のメガネを持っていた方が良いですね!
山猫がお勧めする、災害用のメガネは、アドレンズ スペアペア。レンズの脇についているダイヤルを回す事で視度が自由に変えられる便利グッズです。
詳細記事はこちら↓
あくまでも緊急用で、いつもこの眼鏡を使う事は出来ないのですが、災害時には絶対に役に立ちます。いつも使っている眼鏡が地震で壊れてしまう可能性もありますし、眼鏡が壊れたり、なくしたりして困っている人の助けにもなります。
(左右別々に自由に度数が変えられるので、ほとんどの人が使う事が出来るのです。)
アドレンズ スペアペア(度数調節老眼鏡 遠近・老眼対応) ブルー
3.笛(ホイッスル)
笛を使うのはかなりの緊急事態。部屋に閉じ込められたり、家具の下敷きになったときに助けを呼ぶために使用します。
地震直後は、かなり埃が待っているため、大声を出しすぎると喉を痛める事もあるとの事。そんな時の為に笛(ホイッスル)を準備しておく価値はあります。
ただ、基本は地震で崩れない家や、家具が倒れない事を目指すべきで、まずは建物や家具の耐震対策を充実させる事を重視したほうが良い。
それでも、絶対に倒れない家や家具を作る事は不可能ですよね。そんな時の為に笛(ホイッスル)は有効な連絡手段になります。
山猫がお勧めする笛(ホイッスル)は、普段は吹き口に蓋の出来る、コクヨ 防災用救助笛 防災の達人 ツインウェーブ。
コクヨ 防災用救助笛 防災の達人 ツインウェーブ オレンジ DRK-WS1YR
防災に特化した笛です。
人間が聞き取りやすいと言われている、3200Hzと4800Hzの2種類の音を同時に出すことが出来る笛です。吹いてみた印象はちょっと音が小さいかなという感じですが、これくらいの音がすれば十分なのかもしれませんね。
普段は吹き口に蓋がしてあるので、吹き口が汚れる事もありません。
ネックストラップやカバンに取り付けらる紐が付いているので、普段から持ち歩くという使い方も出来ます。防犯のために子供に持たせるという使い方にも向いています!
4.携帯用スリッパ
地震の後は、家じゅうに物が散乱して足の踏み場もない状況になる可能性があります。
東日本大震災の時は、食器や小物が床に散乱して片づけるのにかなり苦労した記憶があります。。
ガラス製品は割れると凶器に変わってしまいますし、画鋲などが落ちているかもしれない。地震の後は素足で歩くのはとても危険な事なのです。
出来れば、安全靴を枕元に・・・と思ってしまいますが、ちょっとやりすぎ(出来れば外履きの靴を置いておくのが良いのですが・・・ちょっとめんどくさいし邪魔ですよね。外履きを袋に入れて枕元に置いてもいいよ!という方はその方が良いと思います。)
山猫のお勧めは、折りたたんで、袋に入れてしまえるスリッパ。枕元に置く物は出来るだけコンパクトにしたいのです。
umbarnet 防災スリッパ 折りたたみ 防災グッズの必需品 23~27cm対応 SS-8307
専用の収納ポーチが付いた、携帯型スリッパが売られています。
スリッパを履いていると、かなり安心。もちろん釘などは貫通してしまいますが、細かいガラス片くらいなら十分防御効果があります。
足を怪我してしまうと、その後の避難行動が難しくなりますので、なるべく素足で行動するのは避けて下さい!
まずは、スリッパを履いて、家の中の状態を見て、危なそうだったら玄関に行って外履きに代えるのが良いと思います。
5.軍手(グローブ)
本ブログでは、防災用の手袋として、布製の軍手ではなく、革手袋をお勧めしています。
布製の軍手は、安価ですが意外と破れやすいものです。また釘など尖ったものは容易に貫通してしまいます。(隙間があるので当たり前なのですが。。)ガレキを除くような作業の場合、布の軍手はすぐにダメになってしまいますし、手を保護する機能も力不足。
しっかりとした皮手袋は災害時の必須アイテムなのです。
ただ、枕元に置く防災グッズとしては、コンパクトに収納できる普通の軍手を推したい。革製の軍手は、他の防災グッズとまとめてしまっておくことをお勧めします。
この軍手は、あくまでも皮手袋にたどり着くまでの”つなぎ”のイメージです。
6.スマホ
スマホや携帯は、予備を持つわけにはいかないので、普段使っているものになりますが、災害の時の情報収集ツールとしてスマホは欠かせないアイテム。
地震が起きた時、スマホや携帯がどこかに行ってしまわないように、枕元の防災グッズと一緒にしておきたいですね。
最後の問題は、この枕元防災グッズを何に入れるか?
枕元に置く防災グッズは、地震の激しい揺れでどこかに吹っ飛んでしまっては役に立ちません。
ひとまとめにして袋や箱に入れて置くのはもちろんなのですが、その袋や箱が地震の揺れでどこかに行ってしまわないようにしなければいけません。
山猫は収納用の袋として、巾着袋を使っているのですが、ベッドや布団の配置や形状によっては他の方法が良い場合もありそうです。
ベッドに引き出しがある場合はその中に入れて置くというのもよい方法ですよね。ベッドや布団が壁に沿っているのなら壁にフックをつけてぶら下げて置くという方法もあります。
布団を部屋の真ん中に敷いている場合は、袋ごと敷布団の下に入れて置くという方法もよさそうです。(枕の横などあまり体重が掛からない場所がおすすめ)
いずれにしても、袋でひとまとめにするのが大事。暗闇では、普段当たり前に見えている物が見えなくなってしまいます。袋に一通り入っていれば、袋さえ見つければOKなのですが、バラバラにおいておくと、一つずつ探さなくてはいけません。。
小さな物を暗闇の中で何個も探すのは難しい。ひとまとめにするメリットは大きいのです!
以上今回は、枕元に置いておきたい防災グッズのまとめ記事でした。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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