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移動式オフグリッドソーラーとモバイルバッテリー その2

モバイルバッテリー オフグリッドソーラー
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(この記事の最終更新日は、2020年5月21日です。)
こんにちは!山猫おソーラーの備えるブログ 管理人の山猫です。(@yamaneko_solar
この記事は、災害時に使える移動式オフグリッドソーラーをとモバイルバッテリーを使って普段から活用しよう!の2回目です。

1回目をまだ読んでいないよ!という方は、移動式オフグリッドソーラーとモバイルバッテリー その1を先に読んでいただけると嬉しいです。

さて、前回は、モバイルバッテリーに書いてある数値の見方の説明まで書きました。

今日は、オフグリッドソーラーにモバイルバッテリーをどう使うか?と、どんなモバイルバッテリーを選んだらよいか?について書きたいと思います。

モバイルバッテリー

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モバイルバッテリーをどう使う?

前回の話のなかで、移動式のオフグリッドソーラーは外にあるから、普段は使いにくい!スマホや携帯の充電につかってもよいのだけれど、スマホや携帯を外で充電するのは困る。(充電中に電話やメールがあったら困りますよね)という事で、モバイルバッテリーに一旦電気を貯めて、モバイルバッテリーを部屋に持ち込んで使う事にしました。

二度手間ですね。。
山猫も、すごくよい方法とは思えないのですが、、、他に良い方法が思いつかなかったもので。

とりあえず、出来るだけ使いやすいモバイルバッテリーを選んでいきたいと思います。

モバイルバッテリーの選び方

  1. 移動式の大きな電池という位置づけなので、モバイルバッテリーは出来るだけ大きな容量とする。
    但し、移動式オフグリッドソーラーのバッテリーを空にしてしまうくらい大きなモバイルバッテリーでは大きすぎる。
  2. モバイルバッテリーへの充電は速い方が良い。
    出来れば、ソーラーパネルが働いている昼間の間に充電したい。最大でも8時間くらいで充電が終わってほしい。

充電速度についての考え方

 

充電の速さとはなんでしょうか?
モバイルバッテリーに限らずバッテリーに電気を貯めるというのは、やかんに水を入れていくようなものです。
水道から沢山水を出せば早く貯まるし、少しずつ入れればゆっくり貯まります。

電気も大体同じ考え方が出来ます。電気の場合、水の勢いに当たるのは「電流」です

モバイルバッテリーの充電を考える時は、

  • オフグリッドソーラー装置側のUSB インタフェースが出せる最大電流
  • モバイルバッテリーが受け入れられる最大電流(最大の充電電流)

の二つの要素を考える必要があります。
理想を言えば、この二つの数値が同じ位が良いです。
二つの数値が違う場合、小さい数字の方が、実際に流せる電流値という事になります。

山猫が今回作った、移動式オフグリッドソーラー装置の場合、USB 1portが出せる最大電流は、2.4A (5V)です。電力(W)で考えると12Wですね。

最近は、もっと大電流が流せるものも出てはいるのですが、価格もまだまだ高いので当面はこのくらいの物を使うのがよいのではと考えています。

モバイルバッテリーのカタログを見ると、充電電流(入力電流と書かれている事も)は、製品によって異なっている事が分かります。2017年6月現在だと売れ筋は2A(5V)くらいです。(2020年5月の状況・・・もっと高速に充電できるUSB-Cという規格の商品が増えてきました。)

容量が大きい物になると、入力ポートを2ポート使って、4A(5V)で充電できるものも出ていますが、まだまだ一般的ではありませんね。

オフグリッド側の出力電流が、2.4A(5V)なので、モバイルバッテリー側も2A(5V)での充電に対応したものがよいと思います。

2A(5V)充電が出来る製品は、かなり普及してきていて、価格も買いやすい金額になってきているので安心です!

モバイルバッテリーの出力電流

今度は、モバイルバッテリーの出力電流を考えてみましょう。
モバイルバッテリーは、スマホや携帯、タブレットなどの充電に使う予定ですので、これらの機器の充電が出来なくてはいけません。

特にiPadなどのタブレットは、モバイルバッテリーの出力電流が小さい物だと充電が開始すらされません
充電できたとしても、とてもゆっくりなので、正直な所、充電できているのか出来ていないのかわからないような製品もあります。

山猫のお勧めは、2.4A(5V)出力に対応したポートが、最低1ポートあるものです。

これはとても重要!物によっては、最大の出力電流が1A (5V)というものもあるので、よく注意して下さい。(製品の説明には必ず、出力電流が書いてあるはず。書いていないものはあやしいのでやめておきましょう)

出力用のポートは1ポートでもよいのですが、同時にスマホとタブレットを充電したい!という事はよく起きるので、2ポート以上ついているものがお勧めです。

モバイルバッテリーの容量

さて、ようやくモバイルバッテリーの容量までたどり着きました。
この項はちょっと計算式が入るので苦手な方は飛ばし読みしてください。

上のほうで、モバイルバッテリーの充電は昼間のうちに終わってほしいと書きました。
出来るだけソーラーパネルが活躍している間にモバイルバッテリーも充電しちゃおうという考え方です。

(別に、夜間にモバイルバッテリーに充電してもよいのですが。。)

一応 最大の充電時間を8時間として考えます。

では、8時間でどのくらいの電気をモバイルバッテリーに送れるのでしょうか?電気の量を考える時は、電力量(Wh)で考えると間違いが少なくなります。

モバイルバッテリーの入力電流を、2A(5V)とすると、電力(W)は10W 。
そして 10Wの電気を1時間流した時の電力量が 10Whです。

では8時間連続して充電した場合の電力量はどうなるのでしょうか?

1時間が10Whなので8倍すればよいのですね。答えは 80Whとなります。

昨日の記事で、モバイルバッテリーの電池の電圧は、3.6Vという説明をしました。

80Wh(電力量)から Ah (電流量)に変換するには、、、 Ah =  Wh ÷ Vという計算をします。

Ah = 80 ÷ 3.6 = 22Ah とでました。モバイルバッテリーの容量は mAhで表される事が多いので、さらに変換します。

Ah を mAhに変換するには、1000倍してあげればよいので、

22Ah × 1000 = 22000mAh となりました。

実際は、充電した電気がすべてバッテリーに貯まるわけではなく、こぼれてなくなってしまう電気が必ず発生します。
まあ、目安としては、これで十分です。

という事で、モバイルバッテリーの容量は、20000mAh くらいの物を選べば、昼間の間に充電が終わるという事がわかりました。

移動式オフグリッドソーラーの鉛バッテリーとの比較

移動式オフグリッドソーラー1号機に実装されている鉛バッテリーは、12V 50Ahです。電力量に直すと 600Whですね。

一方、充電時間から見積もったモバイルバッテリーの容量は、80Wh です。

これだけの差があれば、ソーラーパネルがお休みしている夜間に、モバイルバッテリーの充電を行っても問題はなさそうです!(オフグリッドソーラー側のバッテリーが空になる事はないという事)

 

まとめ

という事で、2回にわたってお届けしてきた、移動式オフグリッドソーラーと、モバイルバッテリーの関係。

モバイルバッテリー購入のポイントは以下の通り

  1. モバイルバッテリーの最大入力電流は 2A位の物。(2A以上でも価格に納得できればよい)
  2. モバイルバッテリーの最大出力電流は、2.4A以上の出力が出せるポートが、1ポート以上あること。
  3. モバイルバッテリーの容量は 20000mAh 以下

20000mAhといえば、2017年6月現在では、比較的大型のモバイルバッテリーとなります。スマホならば、かなりの台数の充電が可能な大きさですね!

実は、山猫は、モバイルバッテリーを山ほど持っています。

今現役で使っているモバイルバッテリーを容量順に並べてみると

5300mAh × 1台

10000mAh × 3台

20000mAh × 1台

今は、10000mAh と20000mAhを交互に充電しながら使っています。5300mAh品も使えるのですが、家で使うというよりは、持ち運び用でしょうか?

山猫のお勧めモバイルバッテリー

そんな山猫がお勧めするモバイルバッテリーは!

Ankerのモバイルバッテリーです。(2020年5月現在・・・やっぱりAnkerのモバイルバッテリーが一番!これだけ長い間業界を牽引するとは・・・想像以上にすごい会社でした。)

数値上は、他にもよさそうなモバイルバッテリーはあるのですが、価格、性能、のバランスが素晴らしいモバイルバッテリーです。

特に気に入っている点は、スマホや携帯とUSBケーブルで繋ぐと、すぐに充電が始まる点。普通のような気がしますが、

スマホや、携帯を繋いだ後で、モバイルバッテリーのボタンを押さないと充電が始まらない!という製品も多くあります。(そして、ボタンを押し忘れて充電していなかったことも)

Power IQと呼ばれる、繋いだ相手によって、出力電流を自動調整する機能もついています。(山猫は、他のモバイルバッテリーと比べた事はないのですが、スマホや携帯への充電が遅いと思ったことはありません)

現在、Anker が出しているモバイルバッテリーで、値段と性能のバランスが素晴らしいお勧め品はこちらです。

1番目は、容量10000mAhのモバイルバッテリー。入力電流、5V/2A(【PowerIQ 2.0入力】9V=2A)     出力電流 (【PowerIQ 2.0出力】5V=3A、9V=2A、12V=1.5A)1portしかないのが残念ですがその分出力は大きめ。大きさは、ほんとに小さくなりました。この大きさで10000mAhとは! 価格も3000円台中盤と、お求めやすい価格になっています。!(2019年6月現在)

2番目は、大容量20000mAhのモバイルバッテリー。入力電流 【PowerIQ 2.0入力】5V=2A、9V=2A  出力電流 【PowerIQ 2.0出力】18W-5V=3A、9V=2A、12V=1.5A【PowerIQ出力】12W-5V=2.4A 出力は2portですが、片方が【PowerIQ 2.0出力】 もう片方が【PowerIQ出力】と、PowerIQのバージョンが違います。。まあ、充電される側がどこまで対応しているかという問題点はありますが。。

充電側は、USB-Cコネクタと迷う所ですが、対応機器の多さを考えると、もう少し、MicroUSBの方が良いかなと考えています。(2019年6月)次にこのブログを更新するときは、ちょっとよくわかりません。。

以上、2回にわたってお届けした、モバイルバッテリーの選び方、いかがだったでしょうか。

技術の進歩は早い!いつの間にか、モバイルバッテリーは、小さく、高性能に進化しています。

今回はオフグリッドソーラーとの組み合わせで考えましたが、普通にスマホや携帯の充電用電池としてとても便利です。

防災用に一つ持っておくと、スマホ1~2台であれば、かなりの回数充電できるので安心です!

では今日はこのへんで。

次回もおたのしみに!

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