飼い猫が行方不明になったら!!
山猫家には、3匹の飼い猫がいます。
猫の飼い方にはいろいろな種類があるのだけど、我が家の方針は、窓の一部を開けておいて飼い猫が自由に出入りできる方式を採用しています。(要するに放し飼い)
ずっと、家の中で育てれば、ペットが行方不明になる可能性がぐっと下がるのですが。。。やっぱり猫は自由に外の世界に出て行ったほうが良いと山猫は考えています。もちろん、家にいたい時は部屋でゴロゴロしているのですが。。
自由に出入りできる環境であればもちろんですが、完全に家の中で飼っていたとしても、猫が脱走してしまう可能性は大いにあります。
我が家の猫は、掃き出し窓ぐらいであれば、手で器用に開けてしまいます。
だから、猫が家にいてほしい時は、窓に鍵をかけるようにしているわけですが、どうしても忘れてしまう時があるのです。
また、ちょっと外に洗濯を干しに出るときなど、鍵を忘れて出てしまうという事態は十分に考えられるわけです。
そんなわけで、完全室内飼育であったとしても、飼い猫が外に出てしまい、行方不明になる事は十分考えられるわけです!
なんと、ペット探偵なる職業がある!
この前、ボーとテレビを見ていたら、、天才!志村どうぶつ園という番組で、ペット探偵なるものが紹介されていました!
なんと、脱走してしまったペットを探してくれるというお仕事だそう。。そんな職業があったとは!
テレビでは、行方不明になった飼い猫を3晩かけて探し出していました。ただ、やみくもに探すのではなく、猫の習性をつかんで、捜査範囲を絞り込んでいく様はとても興味深かったですね!
山猫が驚いたのは、ペット探偵という職業が成り立っている点。つまり、飼っているペットが逃げ出してそのまま帰ってこないという例が、全国で大量にあるということでした。なんだ、みんな同じことで悩んでたんだ!と思いましたね。
あと、びっくりしたのは、放し飼いにされている猫が結構多いという点。↑のテレビで紹介されていた業者の会社は、東京都小平市という、東京の中では郊外だけど、人口密集地という場所。そんな場所に事務所があるのにも関わらず、今までに携わった調査は2000件以上
凄い数のペットが行方不明になっていることがわかります。
我が家の問題
我が家には3匹猫がいるのですが、2匹はだいぶ長いこと我が家にいる年寄猫さんです。。一応、放し飼いにしてはいるのですが、年を取ってからはのんびりと庭をゴロゴロしているくらいで、あまり遠くには行かなくなりました。
問題は、去年我が家に来た若い猫! 友達の白猫が毎日遊びに来ることもあって、すぐにどこかに行ってしまいます。
(そして、なかなか帰ってこない。。)何回か、朝になっても帰ってこないときがあり、車に轢かれてしまったのでは??と心配したころに、しれっと帰ってくる事も。。
迷子猫追跡グッズ!
このままでは、いずれ迷子になって家に帰ってこなくなるかもしれない!
迷子の猫を探すための、レーダーみたいなグッズを探してみたところ・・・・いろいろ売っていることがわかりました。
ただ、実際に使えるかどうかは別問題。実際に長期間猫に装着して、なおかつこれは使える!という商品はあるでしょうか?
山猫が考えた選択基準はこちら
・軽量、コンパクトであること(猫の首輪につけるのですから、あまり大きな物は困ります。猫も嫌がりそうですよね!)
・ランニングコストが安いこと
・正確に猫の居場所がわかること。
GPSを使った猫レーダー
場所を特定する装置でまず思いつくのが、GPSを使った装置。。GPSとは何ぞやという方、、もういないかもしれませんが簡単に説明すると。。
簡単に言えば、宇宙に浮かんでいる人工衛星の情報をもとにして、現在位置を判断するという、もはやなんだかわからないくらいすごいシステムです。
もともとは、軍事用のシステムなのですが、今では、カーナビ、スマホ、などGPSを積んでいる機器が大量に存在しています。
とにかく、自分がどこにいるかわかるという優れものです。
実は、最近は子どもの防犯グッズとしてこのGPSロガーが使われているのです。
本ブログでも、過去に子供の見守り用GPSの特集をしています。
山猫も、一年以上使っていて、その便利さに驚いています。家にいながらにして、子どもがどこにいるのかわかるのですから大したものです。ただし、GPSという宇宙に浮かんでいる人工衛星の情報をもとに現在位置を測定している事もあり、精度に関してはもうちょっと!と思うときもあります。(数十メートルの誤差があるときもしばしば。。でも、見守りGPSとしては、それくらいの精度があれば十分なのです。)
そして、同じ思想で作られた、猫用GPSも存在します。
ペット 2代目GPS追跡首輪 WCDMA(3G)のSIMカード専用 日本に使用でき 脱走・迷子猫防止に/GPS並みの追跡力 スマートWiFi ペット GPSラッカー
首輪につけるタイプの、超小型GPS追跡首輪です。
首輪に取り付けられた、GPS受信機で現在位置を割り出し、携帯電話の回線を使って、スマホなどのアプリにペットの現在位置を表示するというハイテク首輪です。
これは、これですごいと思うのですが。。。山猫としては、どの程度使えるのかかなり疑問です。
確かにGPSは、空が開けたところではかなりの精度で現在位置を特定できるのですが、、猫ってそんな開けたところにいるとは限らないのですよね。。狭いところや、屋根の下に入ってしまうと、途端に測定精度が下がってしまうはずです。
屋外で猫などペットを探すのは、いると分かっていないとなかなか難しいものです。ちょっとした草むらでも、猫や犬は巧みに隠れてしまうので、かなり近づかないと見つからない可能性が高いのです。
GPSは、精度が高いといっても条件が悪ければ、数十メートルくらいの誤差が出てしまいます。大体この辺にいるというのがわかっても、そこからペットを探し出すのは、かなり難しそうですね。
ただ、GPS方式のメリットは、遠くに行ってしまった時にどちらの方向に向かったかが、高い確率でわかる点。ペットが遠くに逃げてしまったとき、大体の場所がわかるのは便利だと思います。
電波送受信機を使った猫レーダー
電波発信機を使ったペット捜索レーダーというものがあります。結果的に山猫が選んだのがこのタイプ。
どんなものかと言うと、、、名探偵コナンを見ている人には、探偵バッチと追跡メガネ を、簡素化したものと言えばわかりやすいかな。。
コナンを見てないよ!という方のためにちょっと説明を、、、
まずは機械の説明、首輪につける発信機。(弱い電波を出します。)そして、首輪につける発信機から出てくる電波を受信する親機で構成されています。
親機は、自分の正面から来た電波だけを受信するようにできているので、親機をゆっくり動かしていくと、首輪につけた発信機の方向に親機が向いたときに、電波を受信してお知らせしてくれるというもの。
そして、受信した電波の強度も併せてお知らせしてくれるので、猫がいる方向と距離をざっくり掴めるという商品なんです。
かなり、アナログですが、いざという時に役に立つのは、ちょっと原始的な機械なのかもしれませんね!
山猫が選んだ、電波送受信機を使った猫レーダー
ペットが探せる!という触れ込みの商品はかなりの数があるのですが、評価が高い商品はほとんどありません。
ほとんどが飾りとか、気休めとかいう商品ばかり。。。
そんな中、これは使える!と評判になっているのが!
【猫を光と音で探し出す】 猫発見器 Loc8tor/ロケーター 首輪に取り付け/迷子札が不要に/脱走・迷子猫防止に/GPS並みの追跡力
です。製造は中国ですが、設計はイギリスです! 日本だけでなく、ヨーロッパでもペットが脱走して、それを探していると考えるとちょっと面白いですよね!
画像の左側にあるのが、親機。右側にあるボタン状のものが子機となります。
この子機を首輪などについてあげるわけですが、、実はそのままつけるのにはいくつかの問題が。。
・一つ目は、この子機は防水ではない点。猫はあまり水には近寄りませんが、雨に降られたり、水たまりを歩いたり、結構濡れて帰ってくることがあります。この商品の子機は、防水ではないので、なんとか濡れない対策が必要になります。
・二つ目は首輪に取り付けにく点。リングが通せる穴はあるのですが、この穴を使って首輪にかけるようにすると、いかにもバランスが悪いのです。また、子機をどこかに挟んで紛失してしまうというトラブルが起こりそうです。
この二つの問題を解決するのが、
Loc8tor Pet(ロケーター ペット) ペット用防滴カバー 2個セット (日本正規品)
ですね。シリコン製の柔らかい子機カバーです。反対側が首輪に固定できるようになっているため、子機にまつわる二つの問題点が一気に解決します。
ただし、、、
完全防水ではないので、多少防水能力が付いたというレベルです。ただ、裸のままの子機に比べ、かなり衝撃に強くなっているので、このカバーを付けない手はありません。
でも、もう一つの問題が。。
このカバー、ちょっと割高なんです。大事な子機を守るためとは言え、、この価格には驚かされます。
でも、ほかに選択肢がないので買っちゃうんですけどね。。
GPSを使った猫レーダーに比べて優れている点
カタログスペックでは、最大適用範囲は122m (但し、照準線上に障害物がない場合)。いろいろ実験をして見たところ、広い駐車場や、田んぼなど開けた所では、かなり遠くにいる場合もしっかりと反応してくれました。
でも・・・猫は、狭いところが好きで、こっそり隠れている場合が多いですよね。。このロケーターは例えば建物の裏に猫が隠れている場合は、反応しません。溝のようにへこんだ場所にいる場合も怪しい。なので、猫がそっと物陰に潜んでいる場合は、レーダーで探したけれど見つからなかった!という結果になることもあります。
でも、このレーダーのいいところは、誤検出が少ないところ。親機で反応を示すランプが一瞬でも光ったら、それはこのあたりに猫がいることを表していることがほとんど。歩き回りながら、親機の反応を注意深く見ることで、確実に猫を探すことができるのです!
もう一つのメリットは、購入費用と電池代以外の費用が掛からない点。
GPS式は、GPSで取得した位置情報を、携帯電話回線で送る必要があるので、毎月パケット代が発生します。ただ、データー量は多くはないので、容量の少ない安いプランで大丈夫なのですが、毎月料金が掛かってくるとうデメリットがあります。
電池は、使用頻度にもよるのですが、数か月は持っています。電池は一般的なリチウムコイン電池 CR2032を1個使用します。(親機、子機で同じ種類の電池を使うのもうれしい所)CR2032は、リチウムコイン電池の中でもよくつかわれる電池ですので、スーパーや100円ショップに置かれている事も多い、入手性に優れた電池です。
GSPを使った猫レーダーに比べて劣っている点
電波式のレーダーの最大適用範囲はカタログスペックで122m。物陰などに入ってしまっていることを考えると、数十メートルしかありません。
普段の猫の行動範囲はそれほど広くないので、近場を捜索する際は問題ないのですが、、、縄張りを超えて遠くに行ってしまい帰れなくなった場合は、見つけることができません。
一方、GSP式の猫レーダーは、宇宙から見張っているわけですから、遠くに行ってしまっても大体の場所がわかるというメリットがあります。
子機は邪魔にならないの?
このLoc8torを買う上でもっとも気になったのが、首輪につける子機が邪魔にならないか?猫が嫌がらないか?という点。
猫が嫌がったり、すごい気になるようだったら使えないですからね。。
実際に猫に取り付けた状態がこちら
一見、邪魔そうに見えますが、本人は意外と気にしていない様子。数か月以上着けていますが、とくに嫌がるそぶりも見せません。
結局、役に立つのか立たないのか?
一言でいえば、、「着けていて良かった!」
探知距離が短かったり、近くまで行っても意外と見つからなかったり、金属の扉に電波が反射して、違う方向にいると思い込まされたり・・・
機械として完璧ではないのだけど、粘り強く探していけばかなりの確率で、猫を見つける事ができるようになりました。これは、LOC8TORを付けていなかったら絶対にできなかった事なので、十分意味のある機械だと思います。
欲を言えば、もう少し探知距離が長かったらと思います。今の倍くらいの距離で反応してくれれば、かなり使えると思うのですが、電波を強くすれば電池の持ちも悪くなるし、なかなか難しいのかもしれませんね。。
まとめ
今回は、脱走(迷子)したペットを捜索するための、レーダーを特集しました。
いろいろな種類のペット探しグッズがある中で、山猫が選んだのが、Loc8torという商品。買う前はちょっと高いかな~と思ったのですが、
実際にこのロケーターを使って、何度も脱走猫を発見出来ているので、いまでは買ってよかった!と思える商品です。
大切なペットがいなくなってしまってから後悔しても遅いですよ!
今回ご紹介した商品はこちら!
ペット 2代目GPS追跡首輪 WCDMA(3G)のSIMカード専用 日本に使用でき 脱走・迷子猫防止に/GPS並みの追跡力 スマートWiFi ペット GPSラッカー
【猫を光と音で探し出す】 猫発見器 Loc8tor/ロケーター 首輪に取り付け/迷子札が不要に/脱走・迷子猫防止に/GPS並みの追跡力
Loc8tor Pet(ロケーター ペット) ペット用防滴カバー 2個セット (日本正規品)
以上今日は、ペットの迷子に備える、捜索用グッズの紹介でした!最後までお読みいただきありがとうございました!もしよろしければ他のページもご覧ください。
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