(この記事の最終更新日は、2020年7月1日です。)
この記事は、電気柵用の電源を、オフグリッドソーラーシステムで作っちゃおう!というプロジェクトの連載記事だよ!
試作機は完成して、試験運転の様子をレポートするね!
電池式の電気柵をソーラー式にパワーアップする、電気柵用オフグリッドソーラー装置(ソーラーバッテリーユニット)。
7月10日(2017年)夕方から、試作第一号機の実地試験を開始しました。本日夕方に試験開始から丸3日が経過しました。
本日の静岡県中部地方は、朝から断続的に豪雨に見舞われました。一時はバケツをひっくり返したような雨。ただ、降っている時間が短かったので、大きな被害は出ていない模様です。
電気柵用オフグリッドソーラー装置の一つの課題が防水性。もちろん水没させてしまうと中の電気機器が壊れてしまうのですが、上から降ってくる雨で簡単に壊れるわけにはいきません。
本日の大雨は、とてもよい試験になりました。結果はどうだったのでしょうか?
大雨後の結果はどうだったのか?
本日、夕方に電気柵を見に行きましたが、元気に動いていました。
バッテリーボックス内に水が入った形跡はなく、とりあえず防水は問題なさそうです!
バッテリーボックス、ソーラーパネル共に元気そうです。バッテリーの充電状態も問題ありません!
1号機の問題点
農家さんから指摘があったのは、電線の引き出し口が側面にある事。
1号機は、電線の引き出しように、住宅の側面に付ける電線引き込み口(防水引き込みカバー)を使ったのですが、地面に直接バッテリーボックスを置くと、水が入る可能性が高いのでは?という意見が出ました。
バッテリーボックスは地面に置かないようにとお願いしても、いつも台の上に置かれるとは限らないわけで、少しでも水に強くするためには、電線の引き出し口を、なるべく上にした方がよいのは確かです。
そこで、2号機以降は、電線の引き出し口をバッテリーボックスの蓋に付けることにしました。また、住宅用の電線引き込み口は、水没は考慮されていないため、別の方法を考える事にしました。
来週以降、2号機と3号機の設計、製作を始める予定です!
お知らせ
このブログでは、電気柵用オフグリッドソーラーの組み立て方法を出来るだけ細かく記事にしてきました。(こちらの記事から順番によんで頂けると嬉しいです。)しかし、電気の事に詳しくないとなかなか難しい!という農家さんの声が多数聞こえてきました。確かに、農業と電気機器というのは、全く接点がありませんよね。
趣味で電気工作をやっているよ!という方ならば自作出来るかもしれませんが、過去記事を読んでも全くわからん!という方のほうが多そうです。
そこで、
この電気柵用オフグリッドソーラー(電気柵用ソーラーバッテリーユニット)の組み立て、販売を静岡県藤枝市の安曇野電子が行う事にしました。制作にはかなりの手間がかかりますので、無償ではありませんが、出来るだけ農家さんの事を考え、組み立て費を安くしようとしています。しばらくは直接設置についてご相談できる距離(静岡県中部地方)の農家さん限定ですが。。
※ 電気柵用ソーラーバッテリーユニット設置相談対象地域詳細:静岡県静岡市,静岡県焼津市,静岡県藤枝市,静岡県島田市,静岡県牧之原市,静岡県榛原郡吉田町,静岡県榛原郡川根本町,静岡県掛川市,静岡県菊川市,静岡県御前崎市
電気柵用電源でお困りの方、電気柵の電源のソーラー化にご興味のある方は、安曇野電子ホームページの「問い合わせ」フォームから、お気軽にご連絡ください。
以上、本日は、電気柵用ソーラー1号機 試験3日目の状況に関する記事でした。最後までお読みいただきありがとうございました。
次回をお楽しみに!
~続きの記事~
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