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防災用に、家庭用雨水タンクを活用する。 「水」を確保するために・・・

水のイメージ画像 長期避難に役立つ防災グッズ
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災害時に絶対に必要なものが、「」です。

とにかく、清潔な水をどのように確保するのか?本ブログでは、今までもいろいろな切り口で、水の確保方法について記事にしてきました。

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本ブログにおける、水確保の取り組み(いままでの)について

備蓄水の基本「ペットボトル」

水の備蓄と聞いて、最初に思い浮かべるのは、「ペットボトル」ではないでしょうか?災害用水としていろいろな場所に売っています!

安全な飲み水を確保するための第一の選択になることは間違いありません。

防災の必需品【長期保存水】保存期間「5年」が普通だと思っていませんか?いつの間にか進化してますよ!

ウォーターサーバーを使った水の備蓄

ウォーターサーバーとは、専用の機械(サーバー)とセットになっていて、大きな水(ミネラルウォーター)の入ったボトルを使う給水マシンのこと。このウォーターサーバーに使うミネラルウォーターは、注文すれば業者が家まで運んでくれる仕掛けになっています。

このウォーターサーバーのメリットは、大きくて重いボトルを自らの手で運ばなくてもよい点。一本のボトルに入っている水の量が通常のペットボトル(2リットル)に比べて多い点。ウォーターサーバーの水を毎日使う事で、常に新鮮な水をストックできる点。

上手に活用すれば、手間のかかる水の備蓄を簡単に行える方法として提案させていただきました。

防災!水の備蓄を考える(水のローリングストックを簡単にする方法)

災害用簡易浄水器を使用する方法

人間が一日に必要とする水の量はかなりの量になります。飲み水だけで一日最低3リットルと言われていますが、飲み水以外にも、手や体を洗ったり、調理に使ったり、とにかく大量の水が必要なんです。

その、大量の水を、ペットボトルや、ウォーターサーバーの備蓄水で賄うのはあまり現実的ではありません。倉庫がペットボトルで埋まってしまう上に賞味期限があり、定期的に消費、補充する必要があります。

もちろん、ペットボトルでの水の備蓄は絶対に必要で0にはできないのですが、できるだけ少なくしたいものです。

備蓄できないなら、近場で手に入る水を活用できないか?という趣旨で紹介したのが、

簡易型の浄水器。 清潔な飲み水が手に入りにくい途上国では広く普及している、そのままでは飲めない水を飲める水に変える浄水器を紹介しました。

【2017年版】防災!新しい水の備蓄の考え方。汚れた水を飲み水にする!携帯型浄水器 用途別に6つの製品をご紹介

災害時の「水」の確保を改めて考えてみた!SAWYER mini (ソーヤーミニSP128)携帯用浄水器をフル活用する!

簡易型の浄水器は、想像以上に優秀なのですが、欠点としては、浄水前の水が、とても汚かったり、毒性のある物質がとけていたりした場合は使えないという点。浄水できる基準は、魚が住めるくらいの水。

近所に、魚が住んでいる川や池があれば、その水を活用できるのですが、近場に川がない家も多いですよね!

そんなときに役に立つのが、「雨水タンク」なんです

雨水タンクって?

そのままなのですが、雨水タンクは、屋根などに降った雨を貯めておくためのタンクです。雨が降ると雨どいには大量の水が流れますよね。

その水を下水に流すのではなく、簡易的タンクに貯めて、有効活用しようという商品なんです。

もちろん、雨水なので、そのまま飲むわけにはいきません。一般的な使い方は、植木や、畑の水やり用です。

でも、この雨水タンクの水は、空から降ってきたものですので、めちゃくちゃ汚いというものではありません。(都会では、雨水も汚いのかもしれませんが。。)そのままでは、手を洗う水としても使いにくいですが、簡易浄水器を通してあげれば、飲み水や雑用水として十分使えるくらいきれいな水になるのです

雨水タンクの設置方法

一般的な雨水タンクはこんな感じです。


雨水はどこから入るかと言うと、、タンクの上の方にある穴から入ってきます。通常は、家の雨どいを加工して、雨どいを流れる水をタンクに引き込んで使用します。たまった水は、下部にある蛇口から出てくるという仕組み。

雨水タンクによって違いますが、もともとある雨どいから分流させる部品と水を引き込むためのホースがついているのが一般的です。

タンクの大きさは、50リットル~500リットル。 家庭用のお風呂の大きさが150リットルぐらいですので大きさの参考にしていただけたらと思います。

ちなみに上の写真のタンクの大きさは110リットル。防災用としてだけ考えれば、十分とは言えませんが、戦力になる量だと思います。災害後も屋根が健全で、雨が降ればタンクの水は補充されますしね!

雨水タンクの設置は補助金の対象となることも

雨水タンクの設置費用は、市町村の補助金対象になっていることも多いのです。補助金額や、補助金を出しているかどうかは、市町村によって異なりますので、雨水タンク購入前に、役所に相談に行くことをお勧めします。

運が良ければ、設置費用の全額を補助してくれる自治体もあるようですよ!

山猫おすすめの雨水タンク1

雨水タンクは、かなりの種類が販売されているのですが、山猫がおすすめするのが、


コダマ樹脂工業 ホームダムミニ110リットル(ブラウン・丸ドイ用)

です。あまり大きなタンクは、取り回しがきついので、小さめのタンクがおすすめ。

このタンクは、容量110リットル。 寸法は40 x 65 x 60.5 cmと思った以上にコンパクトなんです。

重量も空にすれば、5.8kgと、大人なら楽々持てる大きさです。

価格も10,000円くらい(2018年冬 アマゾン価格)と雨水タンクにしてはリースナブル。

山猫おすすめの雨水タンク2


高品質コンパクト雨水貯留タンク「まる140L」

おすすめの2つめは容量140リットルの雨水タンクです。

容量は、おすすめ1で紹介したタンクよりも少し大きいのですが、設置面積はほぼ同じです。(その分縦に長い)

丸とい、角といに対応したフィルター付き集水器が付属しています。設置はDIYで十分可能なレベル。のこぎりが使える方であれば、雨どいの加工から本体設置まで簡単に行うことができますよ!

どの程度の雨でタンクはいっぱいになるの?

これは、屋根の大きさで変わってくるので正確にはわからないのですが。。

例として、屋根の大きさを1m×1m (ちっちゃ!)で計算してみます。

1時間10mmのちょっと強めの雨が1時間降り続いたとすると、、

屋根に降った水の総量は、1m×1m×10mm = 10リットル!

たったこれだけの雨で、10リットルにもなるのです。実際は屋根の大きさはもっと大きいですから、

ちょっとした雨でも、数十リットル貯める事が出来そうです。

つまり、雨水タンクは、十分実用的なのです

もっと大きいタンクもあるけれど。。。

山猫の防災に対する考え方は、リスク分散型。

確かに、もっと大きな雨水タンクは売っているのですが、防災用として考えた場合、小さめのものをいくつか準備したほうが安心です。

出来れば、場所も離す! 雨どいは、一か所ではなく、何か所かに分かれて屋根からつながっているはずなので、雨どいごとに小さめのタンクを付けるというほうが安心です。

地震などの災害時にタンクや雨どいが壊れてしまう可能性もありますからね!

今回紹介した商品はこちら


コダマ樹脂工業 ホームダムミニ110リットル(ブラウン・丸ドイ用)


高品質コンパクト雨水貯留タンク「まる140L」

最後までお読みいただきありがとうございました。

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