今日は、避難中の洗濯について。。
災害時は、電気も水道も止まってしまいます。水はとても貴重品だし、電気が止まっているから洗濯機も動きません。
では、服の洗濯をあきらめなくてはいけないのでしょうか?
もちろん非常時ですので、普段の生活と同じレベルを維持するのは難しいしある程度の我慢は必要だと思います。
でも、何日も同じ下着を着続けるのは気持ちが悪いし、衛生上もよくありません(特に夏は考えただけでも恐ろしい)
沢山、下着を備蓄しておくというのも手ですが、夏に長期避難しなければいけなくなったら、一体何枚の下着を準備しなくてはいけないのでしょうか?
そこで、今回は少ない水で、洗濯機も使わず衣類の洗濯が出来るグッズを紹介します。
それは。。。。
洗濯板でした!
なーんだ。と思った方も多いのでは。。でも、洗濯板って最近使っていますか?汚れた衣類の下洗いに使っているよーという家もあると思いますが、ほとんどの家庭ではなくなっているのでは?
そもそも、ちゃんとした木の洗濯板がなかなか売っていません!
プラスチックの洗濯板はホームセンターや100均にあったりしますが、ちゃんとした洗濯板はネットでないとなかなか手に入りにくくなりました。
この便利な世の中では、洗濯板は必要なくなってきていますが、実は災害時のように、電気洗濯機が使えない状況では、洗濯板が大活躍するのです。
以前、日本がODAで発展途上国に寄贈した物で一番役に立ったのはなにか?という趣旨のテレビ番組を見た時、現地の人が「洗濯板」が一番役に立った!と言っていたのを思い出します。
災害時のように、便利なインフラが止まってしまった時に役に立つのは、ローテクの物なのかもしれませんね。
さて、そんな洗濯板で、山猫がお勧めするのが、土佐龍 tosaryu サクラの洗濯板 L SS-1002です。
はっきり言って、100均やホームセンターに売っている安いプラスチック製の洗濯板とは違う次元の商品です。しっかりとしていて、ある程度の重さがないと、洗濯物をこすりにくいんですよね。
この洗濯板は水に強い桜の木を使った貴重な洗濯板です。今では日本で洗濯板を作っている所はだいぶ少なくなりました。でも、しっかりとした洗濯板は1枚持っていると便利ですよ!洗濯機では取れにくいドロドロの汚れも、洗濯板で下洗いした後だとかなり綺麗になります。防災用としてだけではなく、普段使いに、洗濯板をもう一度見直してみてはいかがでしょうか?
災害時に使用する際は、ある程度、水に余裕がある場合は、洗剤を使ってもよいと思いますし、水が乏しい場合は水洗いでもよいと思います。水洗いでも、洗うか洗わないかは大きな違い。
以上、今回は、災害時に役に立つ洗濯板のお話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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