(この記事の最終更新日は、2020年7月11日です。)
今日は、雨合羽(レインコート)の話題。
前回の長靴に引き続き、雨対策の記事です。
~長靴の記事はこちら~
災害時には傘を使う事は出来るだけ避けたい。
災害時、晴れていればよいのですが、雨や雪が降るという事もかんがえておかなくてはいけません。
災害時に雨に濡れるというのはとても危険な事。
夏の暑い時期ならまだしも、気温の低い時期は雨に濡れる事が命取りになりかねません。
雨に濡れないためであれば、傘を使うという選択肢もありますが、傘を使うとどうしても片手がふさがってしまうのですよね。
もし夜間で懐中電灯を持たなければいけないとしたら、傘と懐中電灯で両手がふさがってしまう事になります。
避難するときの道は、普通の道ではありません。
大雨で避難する場合も、地震で避難する場合も足元がどうなっているかわからない状況。
普段、道を歩くのとは条件が全く違うという事を想像してみてください。
どんな雨合羽(レインコート)を準備すればよいのか
簡単な雨合羽であれば、100円ショップにも売っています。
透明なビニールでつくられたポンチョみたいな物。
安いカッパでもないよりはマシなので、予備としていくつか準備しておくというのは意味があると思いますが、、
100円ショップのカッパは、あくまでも簡易版。
何回も使う事は想定されていないし、ポンチョタイプなので、足元は濡れてしまいます。
軽い雨の中、避難所に向かうという使い方ならばよいのですが、大雨の中の避難や、行方不明者の捜索などでは完全に力不足です。
山猫がお勧めする雨合羽のポイントは、
2.出来るだけ派手な色である事。反射材が付いていればなおよい
3.出来れば透湿素材である事
1のセパレートタイプである事というのは、動きやすさを重視するという事。
ポンチョタイプはどうしても足元が濡れやすいので、足元をかばった歩き方になってしまいがち。
災害時はなるべく余計な事に気を使いたくないですから、上下セパレートのタイプがお勧めです。
2の派手な色が良いというのは、周りに見つけてもらいやすいというメリットがあります。
大雨にしても地震にしても、普段より条件が良くないのです。
もしかしたら街灯が消えているかもしれません。
そんな中で仲間や家族とはぐれてしまうのはとても危険な事。
闇に溶け込む暗い色より、遠くからでも見やすい明るい色の雨合羽が良いと山猫は考えています。
また、懐中電灯などの光に反射する反射材が付いていればなお良いですね!
避難中にトラブルにあった場合でも、見つけてもらえる確率が高くなります。
3の透湿素材という素材は、外部からの雨は防ぐけれど、内部の汗(水蒸気)は通すという素材。
ゴアテックスという素材が有名ですが、ゴアテックスは高いので、あえてこだわる必要はないと思います。(登山用であればゴアテックスを選んだ方がよいと思いますが。。)
ゴアテックス以外にも透湿素材はいくつか種類があるので、どのくらい汗を通せるか?という観点で選べばOKです。
透湿素材でない雨合羽は価格は安くて良いのですが、長く着ていると汗でぼとぼとになってしまい、雨に濡れたのか、汗で濡れたのかわからないぐらいになってしまいます。
これではカッパを着ている意味がないですよね!
山猫おすすめの雨合羽(レインコート)はこれ!
防災用として山猫がお勧めするカッパは、フナハシ 安全レイン イエロー L 超軽量 透湿 レインウェア 《胸、背中、脚、腕に反射材付き》です。
色は、よく目立つ黄色。
反射材もたくさんついています。本当はオレンジ色のカッパが良いのですが、オレンジ色のカッパを着ていると、消防の人に間違えられそうな気がするので、黄色をチョイス。(ちなみに色は、黄色、オレンジ色、ネイビー、緑色、白色の5色から選べます。)
防水性、透湿性(透湿度:2000g/㎡)に優れたカッパで、使い勝手がよいです。
ちなみにゴアテックスの透湿度は10000g/㎡以上。
同じ透湿素材といっても性能はだいぶ違います。
どちらかと言うと、ゴアテックスが凄すぎるのだ。。
サイズ展開は13種類と豊富!
防災用としてだけでなく、外作業をするときの強い味方になります。
まとめ
今回は、災害時に役に立つ雨合羽(レインコート)の紹介でした。
レインコートなんて、適当な物を準備しておけば・・・と考えている人多いと思います。
確かに普段だったら、安い雨合羽でも十分役に立つのです。濡れてしまっても暖かいお風呂やシャワーを浴びる事も出来ますしね!
でも災害時はそうはいかないよ!
身体を濡らすことが命取りになることもあるのだ!
~今回ご紹介した商品はこちら~
最後までお読みいただきありがとうございました。
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