(この記事の最終更新日は、2020年6月29日です。)
2017年7月に行った、電気柵用オフグリッドソーラーの
動作試験の模様をレポートした記事だよ!
このブログでは、電気柵用のオフグリッドソーラーを作ろう!という企画で連載を行っております。
記事の一覧はこちらにありますので、ご興味のある方は是非最初からご覧ください!
農業用 電気柵用ソーラーバッテリー(ソーラー充電式バッテリー)を作ろう! 記事一覧ページへ
昨日(7月10日)夕方に設置した、電気柵用オフグリッドソーラー装置ですが、試験開始から24時間が経過しました。
設置完了から本日(7月11日)夕方までは、晴天が続き雨は降っていません。
設置方法の変更
電気柵や、バッテリーボックスが風で転倒するのを防ぐため、杭を打って電気柵、バッテリーボックスをロープ(バンド)で固定しました。
ただこのバンドはもともと、バッテリーボックスの蓋の固定用の物。ちょっと心配なので、バンドをもう一本追加して蓋が飛ばないようにする予定です。
装置が水没するのを防ぐために、プラスチックボックスの上に電気柵本体とバッテリーボックスを設置しました。これだけ高さがあると安心です。
気温と、バッテリーボックス内の温度
気象台の発表によると、この日の静岡の最高気温は、29.9℃。約30℃ですね。
バッテリーボックスには、温度ロガー(定期的に温度測定して内部メモリに蓄える機械)を仕込んでおきました。
本日夕方にロガーを回収して中身を見てみました。
結果、バッテリーボックス内の最高温度は、37.9℃ 外気温に対してプラス8℃という結果でした。面白いのは、朝8:00の段階ですでに35℃となっている点。
バッテリーボックスに日があたり始めると、一気に温度が上がるようです。
最近は、温暖化の影響か、気温が35℃を超える事も。。
ただ、今日の結果を見ると、外気温が35℃になっても、バッテリーボックス内の温度は、45℃程度に収まりそうです。
もう少し暑い予報が出た時にまた実験してみたいと思います。
電気柵、バッテリーボックスの動作の確認
バッテリーの電圧は、昨日とほとんど変化はなく、調子は良さそうです。電気柵も順調に稼働。
とりあえずは順調に試験が進んでいます!
お知らせ
このブログでは、電気柵用オフグリッドソーラーの組み立て方法を出来るだけ細かく記事にしてきました。(こちらの記事から順番によんで頂けると嬉しいです。)しかし、電気の事に詳しくないとなかなか難しい!という農家さんの声が多数聞こえてきました。確かに、農業と電気機器というのは、全く接点がありませんよね。
趣味で電気工作をやっているよ!という方ならば自作出来るかもしれませんが、過去記事を読んでも全くわからん!という方のほうが多そうです。
そこで、
この電気柵用オフグリッドソーラーの組み立て、販売を静岡県藤枝市の安曇野電子が行う事にしました。制作にはかなりの手間がかかりますので、無償ではありませんが、出来るだけ農家さんの事を考え、組み立て費を安くしようとしています。しばらくは直接設置についてご相談できる距離(静岡県中部地方)の農家さん限定ですが。。
※ 電気柵用ソーラーバッテリー設置相談対象地域詳細:静岡県静岡市,静岡県焼津市,静岡県藤枝市,静岡県島田市,静岡県牧之原市,静岡県榛原郡吉田町,静岡県榛原郡川根本町,静岡県掛川市,静岡県菊川市,静岡県御前崎市
電気柵用電源でお困りの方、電気柵の電源のソーラー化にご興味のある方は、安曇野電子ホームページの「問い合わせ」フォームから、お気軽にご連絡ください。
以上、本日は、電気柵用ソーラー1号機 試験開始の記事でした。最後までお読みいただきありがとうございました。
次回をお楽しみに!
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