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移動式オフグリッドソーラーとモバイルバッテリー その1

モバイルバッテリー オフグリッドソーラー
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(この記事の最終更新日は、2020年5月21日です。)
こんにちは!山猫おソーラーの備えるブログ 管理人の山猫です。(@yamaneko_solar

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せっかく作った移動式オフグリッドソーラー装置を何に使うか?

防災用の移動式オフグリッドソーラーの作り方の特集を続けてきました山猫です。

2017年6月13日の記事で、ようやく移動式オフグリッドソーラー装置の1号機が完成しました。

移動式オフグリッドソーラー1号機

最大出力100Wのソーラーパネルと、12V50Ahのバッテリーを組み合わせた、コンパクトなオフグリッドソーラ装置です。

もともと、災害が発生した時に、避難所等に持ち込んで、スマホや携帯の充電ステーションとして使おう!という事で制作したこの装置ですが、

災害時にしか使わないのは、もったいないですよね。
平時に倉庫にしまっておいたら、一生出番はないかもしれません。(もちろんその方がよいのですが)

せっかく作ったオフグリッドソーラー装置なのですから、使わないともったいない!という事で、今回は、移動式オフグリッドソーラー装置を役立たせるグッズを考えていきます。

移動式であるゆえの問題点

どこにでも移動して、電気を供給するという性質上、どうしても外におくという選択肢になってしまいます。

ソーラーパネルと、BOX間の電線を長くして、BOX部だけ家の近くにおいて、電線を家の中に引き込むという考え方も出来ますが・・・
そのような環境を作れる方は問題ないのですが、家の中に電線を引き込もうとすると、家に穴を開けなくてはならない場合もあったりしてなかなか難しいという事もあると思います。

そして、しっかりと据え付けてしまうと、移動式にした意味がない!という事になってしまいますね。

理想を言えば平時は、イベント等で活躍

最近は、屋外でのイベントも増えてきました。
休日ともなれば、各地で〇〇マーケットとか〇〇マルシェとかが開かれています。

その手のイベントにこの装置を持ち込んで、スマホや携帯の充電ステーションとして使ってもらうというのもよい使い方だと思います。

電力会社の電気ではなく、自らが発電した電気を使う!という選択肢があるという宣伝にもなりますしね。それに、災害時のシミュレーションにもなります。

もう少し、信頼性を確認して、運用方法を考えたら、参加を検討したいと思います。

でも、普段はどう使うの?

普段でも、スマホや携帯の充電器として使う事はもちろん可能です。
山猫家には、この移動式ソーラーで充電できそうな物がいっぱいあります。

  • iPhone × 3台
  • iPad × 1台
  • Android スマートフォン × 2台
  • Android タブレット × 1台
  • 携帯電話(ガラケー) × 1台
  • 携帯電話(PHS) × 1台

っていうか、こんなにあるのか!と書き出してみてびっくり。
家族が多いという事もありますが、全然コンパクトな生活じゃないですね。。

さて、移動式のオフグリッドソーラーで、これらを充電するのはもちろんありなのですが、問題は場所です。

スマホや携帯はいつ電話やメールがあるかわからないので、充電も手元でやりたいですよね。

という事で、今回登場するのは!

モバイルバッテリーです。

モバイルバッテリー

モバイルバッテリーを知らないという方は、最近だいぶ少なくなった気がします。

ポケモンGOがはやって、みんなモバイルバッテリーをスマホにつけて歩いていましたからね。
一応モバイルバッテリーを知らないという方向けに、簡単に解説します。
モバイルバッテリーとは、スマホや携帯を充電できる、外付けのバッテリーの事です。

皆さんご存知のように、スマホはあっという間に電池がなくなります。

ちょっと動画を見たり、Webを見たりすると夕方にはバッテリーがピンチ!そんな時に活躍するのが、モバイルバッテリーなんです。

市販されているモバイルバッテリーは、USBで充電可能です。(ほかの充電方法の製品もあるかもわからないが、山猫は知りません。)
つまり、スマホや携帯を充電するのと同じ感覚で、モバイルバッテリーにも充電できるんですね。

このモバイルバッテリー。近年 大容量化が進んでいます。
スマホや携帯、モバイルバッテリーの大きさは、xxx mAhという単位で表します。このmAhというのがバッテリーの大きさを表しているんですね。

ちなみに、一般的なスマホは2000mAh~3000mAh タブレッドはもう少し大きいバッテリーがついています。
一方、モバイルバッテリーは、2000mAhくらいの小さい物から、30000mAh以上というとても大きいものまで、いろいろ売られています。

 

さて、ここで復習です。

移動式オフグリッドソーラーを設計するとき、バッテリーの容量の話をしました。(詳しくは災害時に役に立つ移動式のオフグリッドソーラーを作ろう!その4「バッテリーを選ぼう」をご覧下さい)
1号機のバッテリー容量は、12V50Ah でした。

実はこの50Ahと言うのは、50000mAhと同じなんです。(m はミリをあらわしています。考え方は、mm(ミリメートル)とm(メートル)の関係と同じです。)
これで、モバイルバッテリーの容量とオフグリッドソーラーの容量が同じ単位になりました!

というのはウソでもう一ひねりしなくてはいけません。
電気の量と言うのは、電力量(Wh)という単位で表します。

この電力量(Wh)と言うのは、

電圧(V)と電流量(Ah)を掛けたものなのです。
この電力量と言うものに変換してあげると、ようやくバッテリーの大きさ(容量)の比較が出来るようになるのです。

まず、オフグリッドソーラーのバッテリー容量ですが、

電圧は 12V 電流量は 50Ahですので

12V×50Ah = 600Wh となります。

これでオフグリッドソーラー側のバッテリーの容量がわかりました。
ちなみにこの600Whというのは、600Wの電気機器を1h (1時間)使うと空になりますよという意味です。(バッテリーの場合、いろいろ制約があって、こんなに使えないのですが。。)まあ、難しいことを抜きにするとこんな感じです。

一方モバイルバッテリーですが、実はモバイルバッテリーの電圧(V)は。3.6Vなんです。
なんだか中途半端な電圧ですがもろもろの理由でこんな電圧になっています。
例えば、10000mAh(10Ah)のモバイルバッテリーの電力量は

3.6V×10Ah = 36Wh
となるわけです。

これで、ようやく、オフグリッドソーラーの鉛バッテリーと、モバイルバッテリーの容量を比較することが出来るようになりました。

だいぶ長くなりましたので、今日はこの辺で!
次回は、オフグリッドソーラーに最適な、モバイルバッテリーを探していきます。
おたのしみに!

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