(この記事の最終更新日は、2020年6月8日です。)
こんにちは!山猫おソーラーの備えるブログ 管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
今回のテーマは、ハザードマップ!
毎年いろいろな災害が起きているこのご時世、
自分が住んでいる場所や良く行く場所が安全かどうかって気になるよね!
ハザードマップを見ればすぐにわかるのよ!
という事で、今回のテーマはハザードマップ!
・見かたが分からないよ!
という疑問にお答えします!
ハザードマップ見ていますか?
地震や洪水、土砂崩れなど、災害はいつでも起きる可能性があります。
自分の住んでいる場所はどのような危険があるのだろうか?
それを知ることは、実はとっても大事なのです。(出来れば住む前に確認したいところですが。。)
もし、自分の住んでいる所が土砂災害の危険区域だったら。。
実は土地が低くて大水が出ると水没してしまうところだったら。。
あまり条件がひどい場所だったら、引越しを考えなくてはなりませんが、自分の住んでいるところにどんなリスクがあるかを知っておくことは、避難を考える上でも重要です。
そんな大事な情報を、最近は市や町のホームページから得ることが出来るようになりました。(すべての自治体が発表しているかは分かりませんが。。)
山猫がすんでいる静岡県はこの40年もの間、いつ起きるか分からない東海地震と戦ってきた関係で、防災に対する意識は他の地域よりもちょっとだけ進んでいるはずです。(逆に市民の間では、あまりにも長い間来るぞ!来るぞ!と言われ続けて、感覚が麻痺してしまっているわけですが。。)ハザードマップも各自治体で公開されています。
ハザードマップには何が書いてあるの?
ホームページを見ると、多種多様の情報が書かれています。試しに、静岡県島田市のホームページを覗いてみましょう。
ざっと見ただけで、
・原子力災害
・風水害
・土砂災害
の4つの項目が見つかります。この内、地震災害は主に東海地震発生時の被害想定。
原子力災害は、島田市から20kmほど南西にある浜岡原子力発電所の事故を想定して書かれています。
地震についての想定は、東海地震のようにある程度、規模や震源域が予想できる場合は有効ですが、断層地震のようにどこで、どのような地震が起きるか予想が付きにくい場合は想定が難しいですね。
原子力災害は、浜岡に限ったことではないのですが(なんと言っても、全国に50基以上の原発があって、各原発に大量の使用済み核燃料が貯蔵されているのですから。)原発の近くに住んでいるかどうかで、状況は変わってきます。
チェルノブイリや福島の例から分かるように、自宅から半径600km以内に原発がない場合は、少し優先度を下げてもよいかと思います。
半径600kmって、、、
さて、いつでも起こりうる災害と言う点では、「風水害」と「土砂災害」が大きな2本柱。この二つのハザードマップを見てみましょう。
風水害のハザードマップ
例として、静岡県島田市の洪水ハザードマップ(ごくごく一部だけですが)を見てみます。
ブログだとほとんど見えないですね。。
まあこんな感じと言うのだけ見ていただけたらと思います。
真ん中に流れている河川は、大井川です。
この図は大井川が氾濫した際、付近がどの程度浸水するか?という観点で書かれています。
大井川に近いエリアでは5m以上の浸水域もちらほら。
5mといえば2階建て住宅の屋根くらいでしょうか。
また過去の台風でどの地域が浸水したかという事も書いてありますね。
このように、事前に洪水ハザードマップを確認しておいたら、
「このあたりは水が出やすいので、早めに避難しよう」とか
「避難所に行くにはこのルートを通ったほうがより安全」という情報が得られます。
洪水が起きるような状況と言うのは、大概、大雨が降っています。(当たり前ですが。。)大雨が降り続く中、避難するというのは想像を絶する過酷さだと思います。
なんとなく大丈夫かな?と思って家を出ない。その気持ち、すごく分かりますが、、、
事前にハザードマップを見て、自宅のある場所の危険度を知っていたら、大雨になる前に早めに避難。という考えに至るかも知れません。
いずれにしても、一回は見ておくと、いざと言う時に必ず役に立ちます。
土砂災害のハザードマップ
お次は、土砂災害のハザードマップを見ていきましょう。
やはり、静岡県島田市のごく一部地域のマップです。
このマップには、主に土砂崩れは土石流の危険区域が書かれています。
ついでに、学校などの避難場所も書かれていますね。
土砂崩れは、大雨によっても起きますし、地震によってもおきます。
大雨はある程度予想できますが、地震はそうもいきません。
突然地震が起きて、自宅から避難所までのルートが土砂で埋もれてしまうという可能性もあります。
なので、自宅がある場所が危険区域とどのくらいの距離か?
と、自宅から避難所までのルートで危険な場所はないか?という2つの観点で見たほうがよいと思います。
以上今回は、災害の時にあわてないための方策。ハザードマップをよく見ておこうという記事でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ以下の記事もどうぞ!
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