PR

※この記事にはプロモーションが含まれています。

スポンサーリンク

地震対策!家庭用の耐震シェルター(震災シェルター)に新発想!お風呂場をシェルターにしてしまえばメリットがいっぱい!

防災コラム
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

こんにちは。山猫おソーラの雑記ブログ管理人の山猫です。

このブログでは、過去にも、地震対策の家庭用、耐震シェルター(震災シェルター)というものについて記事にしています。

耐震シェルターとは、簡単に言えば家の中に強い地震が来ても壊れない頑丈な部屋を作ってしまうという方法。

本来であれば、家全体を耐震化するのが望ましい方式ですし、地震が来ても住み続けられるという点では、地震に強い家に作り替える方が良いと山猫は考えています。

でも、家全体を耐震化するのには、かなり費用が掛かる・・・

そんな中、登場したのが、家の中の一部分の強度を上げて、家が崩れそうになっても、その部屋だけは崩れないという折衷案的な方法です。

それが、耐震シェルターなんですね。

スポンサーリンク

今までの耐震シェルター(震災シェルター)の問題点。

私は、リフォームをするのだったら、最低限、一部屋を耐震シェルターにして、地震などが起こったときはそこに逃げ込むのが良いと考えています。

(もちろん、家全体を耐震化出来ればよいのですが)

ただ、今までの耐震シェルターにはいくつか問題があったのです。

部屋の中に、頑丈なフレームを置くタイプの耐震シェルター(震災シェルター)の場合。

正直な所、このタイプのシェルターが部屋にあったらかなり邪魔ですよね。。あくまでも就寝中に地震が起きても自分が潰されないという目的の為だけにあるシェルターです。

これだけの広さだと、防災グッズを置くスペースを作るのも大変ですし、食料や水の備蓄もここに置くわけにはいきませんね。

一部屋を耐震シェルター(震災シェルター)にしてしまう場合。

建築会社が提案している、一部屋を頑丈にして、その部屋がつぶれないようにするという方式。

この方式であれば、部屋の中にフレームを置くタイプに比べれば、はるかに使い勝手が良いですよね。

一条工務店が、宣伝している、木質耐震シェルターは、非常に魅力的。もちろん普通の部屋として使えますので、

この部屋を寝室にするもよし。防災用品の備蓄倉庫にするもよしで、とても魅力を感じました。

難点を言えば、部屋の自由度が少ない点と、水回りがない点ぐらい。とても実用的な耐震シェルターという印象です。

風呂場を耐震シェルター(震災シェルター)にしてしまうという新発想

今回、ご紹介するのは、一般家庭にあるごく普通のユニットバスを、耐震シェルターにしてしまうという新発想。

風呂場を耐震シェルターにする、「お風呂貯水型耐震シェルター」は、北九州市のリフォーム専門会社、モーベリーホームが開発した商品です。

この、お風呂場シェルターは、通常のユニットバスを金属製のフレームで取り囲んでユニットバスが、そのまま耐震シェルターとして使える点が新しいのです。

ユニットバスに強度を持たせるための、金属製のフレームは、家の壁と、ユニットバスの壁の間に入っているため、見た目は完全に普通のお風呂。でも実は、このお風呂が頑丈な耐震シェルターになっているというわけです!

さらに、重要なポイントは、天井裏にありました!

ユニットバスって天井が、普通の部屋より低いですよね。もちろん普通の部屋の天井の高さは家によって異なるわけですが、建築基準法では2m10cm以上と決められていて、実際はそれよりも高い、2m40cmとか2m50cmくらいが普通の天井高なわけです。

一方、ユニットバスはと言うと、天井高が2m~2m30cmくらいと、普通の部屋よりも天井高が低いのです。

という事は、ユニットバスの天井裏には、少なくとも数十センチの空間が存在しているという事になります。

実は、この空間を「お風呂貯水型耐震シェルター」は上手く活用しているのです。

災害時に最も必要でかつ確保するのが難しいのが「水」です。

このブログでも再三取り上げてきますが、災害時に最も必要なのが「水」です。人間は、最低でも一日3リットルの水を必要とします。

一週間の水を備蓄しようとしたら、一人21リットル。4人家族だったら、84リットルというものすごい量の水が必要になります。(しかも一日3リットルというのは、最低限の量。出来ればもっと欲しいのです。)

それだけの水を、ペットボトルで備蓄しておくのは大変ですよね!ペットボトルの水は消費期限がありますので、定期的に購入する必要がありますし、何より、大量のペットボトルをどこに保管するか?という問題点もあるのです。

「お風呂貯水型耐震シェルター」は、天井裏を「水」の備蓄スペースに変えた!

お風呂貯水型耐震シェルター」の天井うらには、ホースのような物がぐるぐるとまかれています。

一体これは、何かと言うと、水道管なんですね!お風呂場には必ず水道がありますが、この水道管を一工夫。

通常は、最短距離で直結される水道管をあえて、いったん天井裏にあげて、そこで渦巻き状に200m分の水道管をぐるぐる巻きにしてから、風呂の中の水栓に接続してあるのです。

つまり、この渦巻き状の水道管の中には、常に新しい水が蓄えられるというわけです。

お風呂場は毎日大量の水を使いますので、この渦巻き状の水タンクの中の水は毎日交換され、新鮮な水で満たされているのです。

この200mの水道管に蓄えられる水の量は、約60リットル

しかも、ほぼ密閉状態のため、災害が起きて上水道が止まった状態でも、一週間ぐらいは飲み水としてそのまま使用できるそうです。

特に意識しなくても、60リットルの新鮮な水が常に備蓄されているというのは、今までの「水」備蓄の考えを大きく覆す、素晴らしいアイデアだと山猫は考えます

天井裏は、防災用品用倉庫にも使えるようになっています。

渦巻き状の水のタンクは、かなり場所をとってはいますが、まだまだ空間はあいているので、防災グッズを置いておくスペースとして活用できるようになっているそうです。

ただ、ユニットバスの天井裏は、湿気の心配がありそうですよね。。。湿気を逃がす構造になっていたり、防災グッズを整理して置きやすいように、金属フレームに専用の棚がついていたらより使いやすくなるのでは?今後の開発に期待したい所です。

お風呂型耐震シェルターが防災拠点になる。

今までの耐震シェルターが、災害時に命を守るという点に注力していたのに対し、「お風呂貯水型耐震シェルター」は、災害時に命を守るという点は残しつつ、その後の避難生活の助けという点を重視しています。

「水」が出るという点は非常に大きいですし、排水系が壊れていなければ、水を流す事も可能です。

お風呂場に長期間住む事は難しいかもしれませんが、プライバシーを確保した空間は避難生活においてとても大事になりますので、水道が使えて(60リットルなので使い放題ではないですが。。)防災グッズの倉庫が天井裏にあるというのは、とても魅力的なシステムだなと思います。

お風呂貯水型耐震シェルターについて開発元にいろいろ聞いてみました。

なんとなく面白そうな、お風呂貯水型の耐震シェルターですが、一般人の山猫には、リフォームの工程にどのように組み込めばいいのかわかりませんでした。

開発元の、モーベリーホームさんはリフォーム会社ですので、リフォームをモーベリーホームさんに頼むのであれば話は簡単!

リフォームの内容に、耐震シェルターの設置を含めてもらえばよいだけですからね!

でも、モーベリーホームさんは、九州の会社なので、山猫が住んでいる東海地方では、直接頼むのは難しそうです。。

などなど、いろいろ疑問点が出てきてしまったので、直接モーベリーホームさんに聞いてみることにしました。

今回対応していただいたのは、株式会社モーベリーホームの代表取締役! 田代さんです。

質問1:モーベリーホームさんが直接対応できるエリアってどこですか?

とりあえず、直接リフォームの相談ができれば話は早いので、モーベリーホームさんが直接リフォームの施工ができるエリアについて聞いてみました。

田代:通常のリフォーム工事に関しては、福岡県と山口県、あと佐賀県、大分県の一部くらいです。

でもお風呂貯水型耐震シェルターに関しては、全国対応していますよ!

質問2:耐震シェルターが全国対応しているというのは具体的にどういった対応なの?

モーベリーホームさんが直接対応しない場合は、どこにどうやって頼めば、いいのか聞いてみました。

田代:現在、全国の工務店やリフォーム会社様に販売店登録をお願いしています。

すでに、数社が対応ずみなので、そのエリアであれば、リフォーム工事とシェルターの設置を合わせてその会社様にお願いすることができます。

それ以外にもいくつか方法がありまして、リフォームをお願いする会社と、モーベリーホームが打ち合わせて工事することも可能ですので、お風呂貯水型耐震シェルターにご興味がある方は、ぜひリフォームを担当する会社に相談してみてください。

との事でした。

質問3: ユニットバスはいろいろなサイズがありますよね。。どのメーカーのユニットバスを選んでも耐震シェルターは設置できるの?

山猫は、建築に関しては全くの素人なので、ユニットバスの規格にどういったものがあるかわかりません。ただ、家によってお風呂の広さって違いますから、きっとユニットバスの大きさもいろいろあるのでは?と思い、質問してみました。

田代:私たちが調べた限りの範囲ではどこのメーカーのユニットバスでも対応可能です。

基本のサイズは3~4種類ほどあるのですが、例えばタカラスタンダードさんが作っているようなフリーサイズシステムバスでも
オーダーでご対応致します。

 

なるほど、多分、ユニットバスの大きさって、規格品が3~4種類あって、その中から選んでいるのですね。確かに、あまり自由度が高すぎると作る方も施工する方も大変そうですしね。

いろいろ社長さんに質問してみて、なんとなくリフォームに耐震シェルターを取り入れる方法が分かってきました。

モーベリーホームの社長の田代さんはとても丁寧な方で、こちらの質問にもしっかりと答えてくれました。

なにより、耐震シェルターで、一人でも多くの人を救いたいという熱意がひしひしと伝わってきて、こちらが圧倒されてしまいそうでした。。。

お風呂貯水型耐震シェルター」を製造販売しているのは、北九州にあるリフォーム会社、株式会社モーベリーホームさんです。

 

お風呂場のリフォームを考えている方は、ぜひ「お風呂貯水型耐震シェルター」をご検討ください。

家のリフォームの時に、お風呂のリフォームを考える事は多いですよね!

やっぱり最新のユニットバスは快適で、お年寄りの安全性にも配慮されていますから、出来れば最新のお風呂に変えたい!と思っている方も多いと思います。

どうせ、お風呂のリフォームを考えるのであれば、お風呂の耐震シェルター化を考えてみたらいかがでしょうか?

しかも、水の備蓄も自動的に出来るのですから、メリットは大!

お風呂貯水型耐震シェルター」は、九州の北九州市にあるリフォーム会社が開発した商品なので、何処でも施工できるかどうか分かりませんが、ご興味のある方は、

販売元のモーベリーホームさんのホームページにもっと詳しい情報が載っていますので、一読してみる事をお勧めします。

以上、今回は、お風呂場を耐震シェルターにするという新発想。「お風呂貯水型耐震シェルター」をご紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました