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本ブログは 津波防災普及啓発プロジェクト「#beORANGE」を応援します!

津波避難タワーの例 防災コラム
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(この記事の最終更新日は、2020年7月8日です。)

この記事は・・・

「オレンジは津波防災の色。」を浸透させていくことを目指した津波防災の普及啓発プロジェクト #beORANGE について解説した記事となります。

子ども猫
子ども猫

海の近くにいたり、海で遊んでいたりしたときに、大きな地震があったら、「津波」が怖いよね!

このbeORANGEは、津波の被害を少しでも少なくしようとはじめられたプロジェクトなんだ!

 

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オレンジは津波防災の色

オレンジの旗を使った、新しい津波防災の考え方が全国に広まっています。

#beORANGEとは何でしょうか?beORANGEを進めている、一般社団法人 防災ガールさんのホームページから引用させてもらいます。

海に映える「オレンジ」という色を使ったフラッグを津波避難ビル・タワーに掲げることで、緊急時 に避難する先をわかりやすく示します。
さらにはプロジェクトに共感する賛同者も キーカラーとなる「 オレンジ 」 で可視化し、オレンジフラッグを活用した避難 訓練も実施。
日本全体を巻き込んで「海と共に生きる」未来をつくります。

オレンジ色としたのには色々な意味があるようです。
とりあえず分かりやすいのは、海の青の対象色で、海沿いではとても見やすい色だという事。
海上にいる人にとってオレンジ色はとても目立つ色なのです。

子ども猫
子ども猫

救命胴衣も、オレンジ色の物が多いよね!

旗の使い方

詳しくは、beORANGEのホームページを見て頂くのが確実だと思いますが、オレンジの旗は2つの使い方があるようです。

  1. 海岸でオレンジの旗を振る事で、津波が近づいている事を知らせる。・・・
    津波は地震の後にきますが、必ずしも強い揺れを感じた地域に大きな津波が来るわけではありません。
    また海上にいるサーファーなどはそもそも揺れを感じる事が出来ません。
    そこで、陸で旗を振る事で、注意を促すという使い方です。
  2. 津波避難ビルやタワーにオレンジの旗を掲げる。・・・ こちらの旗は常に津波避難ビルやタワーに掲げてある。
    「津波が来た!逃げろ!」となったとき、でも、どこに逃げたらよいのか分からない。となってしまうのが普通。
    震源が近い場合は、津波はあっという間に押し寄せてきます。
    東海地震の想定では、数分で津波が陸地に到達するという予測もあります。「逃げなきゃ!」と思ってから逃げる先を探す時間はありません。
    常に津波避難ビルやタワーの存在を意識して、いざと言う時は、まっすぐ津波避難ビルやタワーに向かえるように、いつもオレンジの旗を掲げるという考え方です。

東日本大震災から、津波に対する意識が変わりました。

山猫は、東日本大震災の時、内陸部に住んでいましたので、直接津波を見たわけではありません。
しかし、東日本大震災では、ものすごい数の動画が撮られ、YOUTUBEなどへアップされました。
テレビのニュースでも津波の映像が繰り返し放送されました。

ここまで、津波が記録された事は今までなかったと思います。(スマトラの時も映像がありましたが、外国の映像と日本の映像では景色が身近な事もあり受ける印象がだいぶ違っていたと思います。)

山猫は、東日本大震災の後、夜な夜な津波の映像を見ていました。
とても怖い映像でしたが、しっかりと見ておかなくてはとも思ったのです。

その後、茨城、宮城の海岸線を歩いて、津波の被害の大きさを直に感じて、

津波に対する意識が大きく変わりました。
正直な所、津波があれほどの力ですべてを押し流していくとは考えていなかったのです。

 

海水浴中に津波が発生したら・・・

海水浴中に大地震が発生して、津波が来たらどうしたらよいのでしょうか? 津波が来てから考えたのでは、遅い場合もあると思います

静岡県沖で発生すると言われている、東海地震の予測では、津波は地震発生から数分~10分くらいで、静岡県の海岸線に到達するという予測が出ています。

地震が発生したら、すぐに逃げるという事はとても重要な事だと思うのです。

津波避難ビルやタワーを事前に確認しておく

津波避難ビルやタワーの場所を確認しておくというのはとても大事な事。
最近は、津波避難ビルやタワーの場所をHPで公開している自治体もたくさんあります。

海水浴に行く場合は、事前にどこに避難場所があって、海岸から何分ぐらいで行けるという事を調べてから行く方がよいと思います。

山猫は、海に行くときは、津波避難ビルの場所を基準にして、どこで遊ぶか?という事を考えるようになりました。

最近は、津波避難用のタワーが海岸線に作られています。

津波避難タワーの例

形はいろいろありますが、最近、海岸沿いに骨組みだけで建てられた構造物が立っている事があります。これは、津波避難用のタワーなんです。

あえて骨組みだけになっているのは、海水が流れこんだ時に骨組みの隙間を流れる事によって、建物にかかる水流の強さを弱めているからです。

もちろん、このタワーに逃げ込めば100%助かるわけではありませんが、この津波避難タワーは、過去起きた津波の高さを元に作られていますので、ここに逃げ込めば助かる確率はかなり高いと言えます。

この津波避難タワーの場所も、自治体のHPで公開されている事が多いので、海に遊びに行く際は、事前に場所を確認したほうが良いと思います。

一見高い建物なので、遠くからでも見えそうな物ですが、実物を見ると、意外と目立たないものです。(色合いが地味だからか? こんな時、最上部がオレンジ色だったら見つけやすいのだろうと思います。)やはり、事前の確認が大事ですね!

津波避難タワーに実際登ってみたレポート記事もあります!

防災!津波避難タワーを登ってみました

【レポート】防災!静岡県焼津市にある「津波避難タワー」を登ってみました。
(2020年7月21日更新)海岸に近い所で、大きな地震が来たら・・・津波が来る可能性があります!今回はご紹介するのは、津波から身を守る専用施設。津波避難タワーです。 実際に静岡県焼津市にある津波避難タワーに登ってきたので、その様子をレポートします。

beORANGEが日本中の海に広がる事を願います!

願ってばかりいないで自分でも行動しろよ!と言われそうですが。。

beORANGEの活動の結果、全国にオレンジのフラッグが広がっています。(2020年7月の時点で224本)ただ、まだまだ設置されていない海岸の方が多い状況。

もっともっと普及してほしいですね!

山猫おソーラーの備えるブログでは、beORANGE活動を応援します!
以上今回は、津波防災普及啓発プロジェクト「#beORANGE」に関する記事でした。

最後までお読みくださりありがとうございました。
次回もお楽しみに!

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