こんにちは!山猫おソーラーの備えるブログ 管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
この記事は・・・CO2【二酸化炭素】濃度を測る!測定器の購入の鍵は「NDIR方式」
の続きの記事となります。
前回紹介した商品の中に、電子工作用のCO2センサーモジュールがあったのだけど、今回は、パソコンとつないで動かしてみた!というお話だよ。
と言っても、山猫はソフトの事はあまりよくわからないので、
Visual Studio 2010 C#を使って適当にソフトを作ったのだ。。
今回は、とりあえず、MH-Z19Cとパソコンを接続して、現在のCO2濃度を測定して画面表示しつつ、10秒おきに測定したデータをテキストファイルにロギングするというモニタリングプログラムを書きました。
まあ、プログラムは、やっつけ仕事なので公開するほどのクオリティではないよ。。
簡単そうに言っているけど、プログラムでかなり苦労してたよね。
なかなか繋がらない!って言ってたよ。。
CO2センサーモジュールの仕様
前回もご紹介しましたが、今回の実験に使用したのは、安曇野電子さんで発売している、このCO2センサーモジュール。
特徴は・・
- CO2センサーは、NDIR方式を採用したMH-Z19C
- MH-Z19Cの電源仕様に対応する高精度電源を実装
- パソコンに直結出来るよう、RS232C レベル変換ICを実装(LVTTLとはスイッチで切り替え)
- ACアダプタも付属していて、すぐに使える。
まあ、今時RS232Cポートを積んでるパソコンなんて無いわけで、USB-シリアルをつなげる必要はあるんだけどね。。
商品の詳細はこちらから・・・
【MH-Z19用】CO2センサーIF基板(MH-Z19センサー無し)
では、早速動かしてみましょう!
【MH-Z19】CO2センサーIF基板 動かしてみた!
と言っても、動作自体はほんと地味なので、特筆すべき点は無いですね。。
最近使っていなかった、Visual Studio 2010 C#を使用して、簡単なソフトを作ってみました。
MH-Z19Cが吐き出してくる測定データを加工して、画面に表示しつつ、テキストファイルにログを取るというソフト(アプリ)です。
今は、404ppm 窓を開けた部屋で測定をしているので、ほぼ屋外と同じと考えてよい状況。
屋外のCO2濃度は400ppm 程度ですので、まあこんなもんでしょう。
MH-Z19CのCO2測定範囲は、400ppm~5000ppm となっています。ほんとに5000ppmまで検出できるかは、センサーに息を吹きかければOK。どうやら息の中のCO2濃度は、50000ppm くらいあるそうなので、センサーに向かって息を吹きかければ、あっという間に上限の5000ppm まで上がってしまいます。
センサーが正確な値を指しているかどうかまでは分からないけれど、少なくとも、センサーの上限に張り付くところまでは確認できたよ!
当然息を吹きかけるのを止めれば、CO2濃度は徐々に下がってきます。直ぐに元に戻らないのは、センサーの中に取り込んだ空気でCO2濃度を測っているから?かなと思います。
センサーの中の空気が徐々に入れ替わっていくにしたがって、ゆっくりと元の値に戻っていくと推定しています。
次はロギングデータの確認。適当にテキストファイルをエクセルに貼って、グラフを作ってみました。
CO2のサンプリングは10秒に一回。8帖ほどの部屋に大人が一人いる状況です。
最初は、窓をあけて換気しているので、測定値は400ppm近傍。その後、窓を閉めると、徐々に数値が上がってきます。500ppmを少し超えたあたりで、窓を開けると、比較的早く400ppm近傍に戻りました。
なんか、それらしく動いているね!
まとめ
以上、今回は、安曇野電子製のMH-Z19Cを使って実験してみた!という内容でした。
電源、やインタフェース回路が既に実装されているので、後は簡単な配線をするだけで、パソコンとつながるというがメリット。
電源がちゃんとしているのもプラスポイント。
ロギングデータを見ても、それらしく動いているので、まあまあ信頼できるかなあ。。
今回は、パソコンの画面に表示しただけだったけど、
マイコンを使って、自動換気システムをつくったりして見たいな。
パソコンの画面に、今現在のCO2濃度が表示されているだけでもかなり使えそうだけどね!
以上最後までお読みいただきありがとうございました!
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