山猫おソーラーの備えるブログ

防災ブログ。災害や停電などのリスクに備える情報を発信しています。オフグリッドソーラー(独立型太陽光発電)の自作(DIY)の詳細記事も充実。今までにない切り口で防災、災害を考えます!

オフグリッドソーラー

災害時に役に立つ移動式のオフグリッドソーラーを作ろう!その5「続バッテリーを選ぼう」

投稿日:2017年5月29日 更新日:

バッテリーの選び方

山猫おソーラーの備えるブログ。管理人の山猫です。

今回は、オフグリッドソーラー(独立型太陽光発電装置)に不可欠なバッテリーの選び方の2回目になります。前回の記事では、バッテリーの種類や特徴についてお話しました。

バッテリーには、自動車用に使われるバッテリー(スターター用バッテリーとも言います。)とディープサイクルバッテリー(ある程度放電しても大丈夫なバッテリー)があるという話でしたね。オフグリッドソーラーにはどちらのバッテリーも使用できるのですが、ディープサイクルバッテリーの方が、オフグリッドソーラーと相性はよいです。そこで、山猫ブログでは、ディープサイクルバッテリーを選ぶという事を前提に話を進めたいと思います。

バッテリーの容量の検討

ネットでディープサイクルバッテリーで検索すると、いくつかのメーカーの品種が出てきます。とりあえず見るべきは、電圧と容量なんです。(あと、本当にディープサイクルバッテリーかは注意してみる必要があります。たまに間違っている業者さんもいるので。。)

バッテリーには、12V50Ah とか 24V100Ah という表記があります。これが、電圧と容量です。

12V50Ah

詳しい事を書き始めると、難しくなってしまうのでここでは簡単に考えます。

・12V  :  バッテリーの電圧(V)を表しています。12V が多いのですが、たまに24Vの製品もあります。山猫の移動式のオフグリッドソーラー装置(1号機)では、12Vで装置を作る事にしたので、ここでは、12Vを選びます。

・50Ah : バッテリーの容量(どのくらい電気を貯められるか)を表しています。数字が大きいほど、たくさんの電気を貯められます。実際にどのくらい電気を使えるかはちょっと計算が必要なのですが、ここでは簡単に考えます。 以前の記事で、電流(A)アンペアの説明をしましたね。電気の量を表す単位です。今回は、この(A)に(h)という添え字がついていますね。これは1時間(hour)を表している記号です。つまり、50Ah とは、50Aの電流を1時間流せるという事になります。つまり、このバッテリーは、12Vの電圧で50Aの電流を1時間流すと空っぽになってしまうバッテリーという事になります。 12V100Ah のバッテリーだったら、12Vの電圧で100Aの電流を1時間流せるといことですね。実際は、いくらディープサイクルバッテリーでも、バッテリーが空になるまで使ってしまうと寿命が短くなってしまうので、半分くらいまで使えると考えた方がよいと思います。

電圧(V)と電流(A)を掛けると電力(W)になるんでしたよね。

同じように、電圧(V) と電流量(Ah)を掛けると電力量(Wh)になります。

例えば:12V50Ahのバッテリーの場合は、

12V×50Ah = 600Whとなります。

つまり、このバッテリーは、600Wの電気製品を1時間動かせるという事になります。(半分まで使うと考えると、300Wの電気製品を1時間動かせるという事ですね)

山猫の移動式のオフグリッドソーラー装置(1号機)のバッテリー選定(候補選び)

オフグリッドソーラーを作ろう!その2で、移動式のオフグリッドソーラー装置(1号機)の目標仕様を考えてみました。

その中で、雨天などで、ソーラーパネルの発電が期待できない時でも1日は稼働出来る事としました。この仕様を満たすためにはどの程度のバッテリーを選ぶ必要があるのでしょうか?

その2の中で、スマホ、携帯の充電電流は最大で48Wになると計算しました。48Wで一時間充電したときの電力量は、48Whとなります。

一日、8時間くらい装置を稼働させる事を考えると、48Wh×8 = 384Wh となります。つまり、このバッテリーは384Whよりも大きければよいという事になります。

バッテリーの電気は、半分までしか使わないと考えると、バッテリーの容量は768Wh以上あれば安心という事になります。

↑の計算式で考えると

12V50Ahのバッテリーは:600Wh

12V100Ahのバッテリーは:1200Wh

50Ahのバッテリーでは少し足りない。100Ahのバッテリーならば十分余裕あり!という結果になりました。ただ、バッテリーを選ぶ要素は、容量だけではないので、ここでは、2種類のバッテリー

12V50Ahと12V100Ahの両方を候補にします。

次回は、容量以外の要素から、バッテリーを選んでいきます。
では今日はこの辺で。
次回もお楽しみに!

~続きの記事へ~

災害時に役に立つ移動式のオフグリッドソーラーを作ろう!記事一覧へ

にほんブログ村 住まいブログ 防犯・防災へ
にほんブログ村

※免責事項:ソーラー発電に限らず、電気を扱う機械の製作は、常に危険をはらんでします。万が一、事故が起きた場合、著者は責任を負えません。このブログは、オフグリッドソーラーの作り方について出来るだ詳しく説明していく予定ですが、このブログだけを参考にして、一人でオフグリッドソーラーを組み立てよう!と考えるのは危険です。出来れば電気の扱いに慣れた方と作業をしていただきたいと思います。どうしても一人で・・・という方は、出来るだけ小さなシステムから始める事をお勧めいたします。

また12V系のオフグリッドソーラー(最大18V)を組み立てるのは資格はいりませんが、24V系(最大36V)のオフグリッドソーラーの場合、組み立てには電気工事士の資格が必要になります。ご注意ください。



-オフグリッドソーラー
-, , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

鉛蓄電池のイメージ画像

災害時に役に立つ移動式のオフグリッドソーラーを作ろう!その6「続続バッテリーを選ぼう」

続・バッテリーの選び方 皆様こんにちは、管理人の山猫です。災害時に役に立つ移動式のオフグリッドソーラー(独立型太陽光発電装置)を作ろう!の6回目です。 今回は、前回に引き続きバッテリーの選び方です。 …

災害時に役に立つ移動式のオフグリッドソーラーを作ろう!その12「続電線の話」

そもそも電線は何で出来ている? 皆様こんにちは。管理人の山猫です。今日は天気がいい土曜日いかがお過ごしでしょうか? 今日の内容は、電気の事を勉強した事のある人には、簡単すぎてあくびが出そうな話から始ま …

チャージコントローラ

災害時に役に立つ移動式のオフグリッドソーラーを作ろう!その9「チャージコントローラとは?」

オフグリッドソーラーの心臓部 チャージコントローラ 皆様こんにちは。管理人の山猫です。「災害時に役に立つ移動式のオフグリッドソーラー(独立型太陽光発電装置)を作ろう!」の9回目です。 今回は、オフグリ …

災害時に役に立つ移動式のオフグリッドソーラーを作ろう!その7「もう一度仕様を考える」

移動式オフグリッドソーラー仕様の見直し 「山猫おソーラーの備えるブログ」管理人の山猫です。皆様いかがお過ごしでしょうか? 本ブログでは、災害時に役に立つ移動式のオフグリッドソーラー装置(独立型太陽光発 …

災害時に役に立つ移動式のオフグリッドソーラーを作ろう!その17「1号機の配線図」

移動式オフグリッドソーラー一号機の配線図 皆様。こんにちは!管理人の山猫です。今回は移動式オフグリッドソーラーを作ろう!の17回目です。 寄り道だらけで、なかなか話が進まない本連載ですが、今回は、よう …

ブログ内検索

アーカイブ