(この記事の最終更新日は、2020年5月20日です。)
こんにちは!山猫おソーラーの備えるブログ 管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
今日は、ソーラーパネルの架台に使う材料を選んでいきます。(前回の記事はこちら!)
架台って、まだ決まった作り方が無いから、参考資料が少ないのよね!
架台の材料を選ぶ
山猫が、今回のソーラーパネルの架台を作る上で考慮したポイントがこちら!
・折りたたみが出来て、
・少々の風がふいても大丈夫
・外に置きっぱなしでも、ある程度ならば大丈夫。
前回の記事で、↑のような架台を作ろうと考えました。
さて、業者ではなく、一般人が手に入る材料でこんな架台は作れるでしょうか?
めぼしい材料はこんな所ですが、正直な所これ!といったものはなく
- 単管パイプ(鉄製?):据え置き型の装置ならば選択枝に入ってきますが、何といっても重い。切断するのも大変です。金のこで切れるのか?
- 木材:加工は簡単。材質もいろいろあるし、軽く作る事も出来そうです。ただ、耐久性が。。。
- 鉄・アルミフレーム:ホームセンターに売っている、鉄やアルミのフレームを組み合わせる方法もありそうです。ただ、山猫の家の近くのホームセンターをめぐっても、ちょうどよい物に出会えません。鉄のフレームは、結構重いし、やはり切るのが大変そうです。
ということで、山猫は考えるのをやめた。(おい!頑張れ)
というのは冗談ですが、今回はズルをする事にしました。
使ったのは、ミスミのアルミフレームです。
基本的に法人相手のミスミですので、ここで紹介されても。。という感じですが、
ミスミは簡単に組み立てが出来るアルミフレームを指定寸法で納品してくれる、便利な業者さんです。(もちろん他にもいろいろ売っています。)ただ、誰でも使えるというわけではないので、細かい設計をここで公表しても「そんなもの出来ないよ!」と言われてしまいそうです。
しかも作ってみてわかったのですが、明らかな失敗作でした。という事で今回は、
組みあがった結果だけお知らせします。もう少しよい物が出来たら、図面を公開したいと考えています。
架台の完成写真
ソーラーパネルの角度は30度にしました。もう少し角度をつけてもよかったのですが、あまり立てると風に弱いという点と、日本の緯度では、多少の角度が浅くても発電効率は大きく変わらないという某サイトの結果を信じて、この角度を設定しました。
ちなみに折りたたむとこんな感じです。
フレームは、蝶番がついていて、パタパタと折りたたむことが可能です。強度も十分ですし、砂袋等でフレームを抑えれば、風にも強い。
とりあえず、何とか使えるレベルの架台は出来ました。
しかし、アルミフレームをふんだんに使ったせいで、重量もかなりかさんでしまった点。
折りたたんだ状態で、ソーラーパネルから出ているケーブルを逃がすルートがない点。
アルミフレームをふんだんに使ったせいでコストがかさんだ点など、改良点が盛りだくさんでした。
2号機は、もう少し洗練した設計にしたいですね!
うーん。なんだか不完全燃焼ね。。。
ちなみに・・・この架台、3年後の2020年5月の段階でも、ほぼ痛みなく使用できています。(基本屋外でメンテ無し)アルミフレームは錆びないし、強度も十分なのでかなりおすすめできる素材です!
次回は、1号機制作にかかった費用についての考察を書く予定です。
お楽しみに!
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