(この記事の最終更新日は、2020年5月19日です。)
こんにちは!山猫おソーラーの備えるブログ 管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
今日は、ソーラーパネルを支える架台についてです。(前回の記事はこちら!)
最初に書きますが、移動式オフグリッドソーラー1号機の架台は、、、失敗作になってしまいました。(がっくり)
まあ、最初から成功するわけじゃないよね。。
移動式オフグリッドソーラー1号機の架台の製作
使えないわけではないのですが、いろいろ不満です。
じゃあ、記事にしなければいいじゃん!と言われそうですが・・・
失敗した経緯も人によっては役に立つのでは?と考えて、今回記事にする事にしました。
今回は、1号機の架台を作るに当たって注意した点。
実際の設計。不満点。今後の課題について書いていきたいと思います。
そもそも架台ってなに?
ソーラーパネルを使って発電をしようと考えた時、ソーラーパネルを支えておく台と言うのは結構大事なアイテムです。
屋根に取り付けるのなら、業者さんがいろいろ持っていると思いますが、
独立型のしかも移動式のオフグリッドソーラーの場合、自分で考えなくてはいけません。
実は、架台の作り方の情報はネット上にもあまりないのです!求められている物がそれぞれ違うので、参考にしにくいのかな?
ソーラーパネルは地面に置いても発電はします。
しかし、地面に置くといろいろ問題が出てきます。
ほこりはかぶるし、雨水が溜まってしまいます。また、パネルが真上を向いてしまうので、太陽との角度がついてしまって、発電の効率が下がってしまいます。(ソーラーパネルは太陽の方を向けたときに効率よく発電します。斜めになると効率が下がります。)そもそも、地面に置いておいたら、誰かが踏んで、ソーラーパネルが壊れる未来が見えますね。。
移動式オフグリッドソーラーに適した架台とは?
移動式オフグリッドソーラーにはどんな架台がよいのか考えてみました。ポイントはいかの5項目です。
(1)軽いこと
(2)簡単に折りたたみ、展開が出来る事
(3)少々の風でひっくり返ったりしないこと。
(4)価格は安いほうがよい!
(5)パネルの角度が調節できたらなおGood!
(6)外に置きっぱなしで使えるとよい。
軽いことはとても重要です。
重いと持ち運べないですからね!
佐川急便の男子みたいなマッチョな人であれば、30kgでも40kgでもひょいひょい運べるかもですが、一般猫の山猫は重いものが苦手です。
なるべく軽く作るというのは重要。
そして、折りたためるというのも重要な要素。
ソーラーパネルの架台は、太陽の方向に向けたいので、どうしても立体的な形になってしまいます。
折りたためないと、自動車に乗せにくいですよね。
そして、組み立てが大変なものや、工具を使わないと出来ないというのも避けたいポイント。
出来れば、バーと組み立てられて、ダダダっとしまえるものが理想です。(なんだそりゃ?)
そして、弱い風でひっくり返ったりしないことも重要です。
ひっくり返ったり、飛ばされたりすると、とても危険です。
ずっとパネルの傍にいれればよいのですが、多分、ずっとはいることが出来ません。
もともと、災害時に使うシステムなのですから、余計なことに気を使いたくないですよね。
弱い風でひっくり返らないようにするにはどうするか?と言うことを考えると、
案1:重くする。。。
確かに、ひっくりかえりにくいですが、(1)の軽い事と矛盾してますね。
案2:なるべくパネルを上に向ける。
あまりパネルを立てすぎないようにすると風に強くなります。
移動式のオフグリッドソーラーの架台でよく見るのは、絵を描くときのイーゼルのような構造です。
確かに簡単で使いやすいとは思いますが、、パネルをかなり立てて使うことになり、風に弱いなあというのが、山猫の感想です。。(しかし、この感想が間違えていたことに気が付きます。それはかなり後の事ですが。。)
案3: 重しを架台に載せられるようにしておく。
これは、Goodな案だと思います。
砂袋があればなおよいのですが、コンクリートブロックでも十分。架台に重しを載せることで、風にも強くなります。
結局 案2と案3を併用する事にしました。
しかし、案2を採用する事と引換に、パネルの角度の調節は「なし」になってしまいました。
そして価格が安いほうが良いのはもちろんですね。
しかし、1号機の架台は価格面でも失敗しました。そして、パネルの角度調節も出来たらいいなあと思いつつ、今回はパス。。
結局、妥協を重ねて、こんな架台を作ろうという事になりました。
・折りたたみが出来て、
・少々の風がふいても大丈夫
・外に置きっぱなしでも、ある程度ならば大丈夫。
さて、この条件を満たす架台を設計していきましょう。
とりあえず作って見なくては、今後の課題も見えません!実践あるのみですね!
と言うことで今日はこの辺で!
次回は、具体的な設計-製作をしていきます。
お楽しみに!
~続きの記事へ~
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