(この記事の最終更新日は、2020年5月14日です。)
こんにちは!山猫おソーラーの備えるブログ 管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
災害時に役に立つ移動式のオフグリッドソーラー(独立型太陽光発電)を作ろう!その11 です。
この記事は連載記事です。前回の記事はこちら!
今回は、ソーラー発電システムには欠かせない、電線の選び方ね!
ちょっと地味なテーマだけど、大切なお話なんだよ!
オフグリッドソーラー 電線の選び方
今日の話題は、電線です。地味なテーマです!
でも、とっても大事。
世の中には星の数ほど電線が売られています。
いったいオフグリッドソーラーにはどの電線を選べばよいのか解説します?
ソーラーパネル ~ チャージコントローラ間の電線
ソーラーパネルとチャージコントローラの間の電線は、ちょっと特殊な物を使います。
なぜなら、ソーラーパネルは屋外の日当たりのよい場所に置かれるからですね。
ソーラーパネルは屋根の上に設置される事が多いのです。
移動式のオフグリッドソーラーは、屋根の上には置きませんが、ソーラーパネルから伸びる電線がアスファルトの上を這う事は十分考えられる事。
また、雨や、紫外線は、電線にとってめちゃくちゃ過酷な環境なのです。(軒下の日陰に設置できればよいのですが、それでは発電しない。。。。ソーラーパネルは出来るだけ日当たりの良いところに置きたいものです。)
ソーラーパネルとチャージコントローラの間は、屋外の環境に耐える強い電線が求められるのです。
ソーラーパネルからは、大概ケーブルが出ているのですが、それほど長くはなくて、せいぜい1mぐらいです。
いざ設置しようとするとわかるのですが、全然足りません。
移動式のオフグリッドソーラーの場合でも最低2~3mは必要です。
ソーラーパネルから出ている電線を延長する電線を用意しないといけないわけですね。
最近は、オフグリッドソーラーに挑戦する人が増えたので、専用のケーブルが売られています。
いつの間にか随分安価になりました。
MC4というソーラーでよく使われるコネクタが取り付けてあるケーブルもあります。
最近売られているソーラー用ケーブルはほとんどが CV 又はH-CVと呼ばれるケーブルです。
これは、架橋ポリエチレン絶縁ビニールシースケーブルと呼ばれるケーブルで、過酷な環境でも耐えられる強いケーブルです。
特に、耐熱温度が90℃というのが重要なポイントです。
通常のケーブルは60℃の物が多いのですが、真夏の屋根や、アスファルトは60℃を超えてきます。
CV又はH-CVケーブルを使うのが安心です。
たまにOWケーブルを使っているものがあるのですが、OWケーブルは外で使えるケーブルではあるのですが、ソーラー用には使いにくいケーブルです。
ソーラーパネル – チャージコントローラ間のケーブルとしては、CV又はH-CVケーブルを選んだ方がよいと思います。
山猫が使用しているソーラーケーブル(延長用)はこちら。
MC4 コネクタが付いている方が安心です。
(片側は、チャージコントローラに接続するので、MC4コネクタは片側のみでOKです。
ソーラーケーブル延長ケーブル5m(MC4型コネクター付 片端 2本1セット)ESCO PVケーブル 3.5sq-H-CV600用 太陽光パネル
また、ケーブルの太さもいくつか種類があります。
このケーブル太さの話は、内部配線(ソーラーパネル以外は一つの箱に入れちゃいます。)の所で詳しく書こうと思います。
次回は、内部配線(チャージコントローラ ~ バッテリー ~ その他)の配線の選び方をお伝えする予定です。
~今回の記事で登場したグッズはこちら~
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の記事をお楽しみに!
~続きの記事へ~
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