(この記事の最終更新日は、2020年7月3日です。)
今回は、電気柵がちゃんと動いているかチェックしましょう!というお話。オフグリッドソーラーは直接は関係ないけど・・・
電気柵って、見ているだけでは、ちゃんと動作しているかわからないんだよね。。だから定期的にチェックするのが大事なのです。
このブログでは、電池式の電気柵(電気柵の電源に乾電池や自動車用バッテリーを使った物)を、ソーラータイプにグレードアップする、小型オフグリッドソーラーの作り方の連載をしています。
電気柵用オフグリッドソーラー1号機は、現在、実際に畑に設置して試験を行っています。本日は試験5日目。いまの所順調に動作しています。
この5日間は、高温あり、大雨ありのかなり苦しいコンディションでしたが、試験機はなんの問題もなく元気に動いています。
現在は、1号機を一部改良した、2号機3号機の制作を行っています。1号機で問題になった浸水に弱いという問題も、配線の取り出し口を側面から上面に移す事で、多少改善されるはずです。
そのほかにも、防水対策の強化を盛り込んだ2号機3号機は、今月末には実戦投入可能となる予定。
さて、今日はちょっと横道にそれます。
電気柵がどの程度のパワーを出しているか確認するには?
電気柵を設置して、機械が動いている時、電気柵がちゃんと働いているか?どうやって確認しますか?
手で触って確認するのは、ちょっと怖いですよね。触ってもケガはしない程度の電圧なのですが、、
それに、出ている電圧が高いのか、低いのかよくわかりません。
という事で、探してみると、意外と安い価格でチェッカーが売っているではありませんか!
多分、電気柵用の電圧チェッカーが売られているとは思っていましたがもっと高い物だと思っていました。
山猫が買ったのは、電気柵 ゲッターシステム用 検電器 601 『ショックテスターT1』です。
価格は、ネットで買うと2000円くらい。これで、電気柵がうまく動いているかどうか確認出来るのだったら、高くはないのでは?
電気柵が動いていなくて、動物の被害にあったら、こんなものではすみませんよね?
ショックテスターT1の使い方は簡単!
電気柵 ゲッターシステム用 検電器 601 『ショックテスターT1』は、電圧を測る本体と、地面までの配線(先端には地面に接触させるための金属の板があります)で構成されています。
本体には、電池を入れる所がありません。それもそのはず。この機械、電池がいらないのです!
測るときは、こんな感じ
見にくいですが、左足で、金属板を踏みつけています。そして本体を電気柵に引っ掛けるだけ。電気柵は常に通電しているわけではなく、数秒に一回瞬間的に電流が流れます。
このテスターを引っ掛けて数秒待つと、本体前面の照明がピカっと光ります。(一瞬ですが晴れでもなんとか見えます。)光っているのは一瞬なので、写真に撮るのは至難の業なのですが。。
高いテスターだと、「今 何千ボルト出てますよ!」というのが分かる物もあるのですが、このテスターは、低、中、高の3種類だけ。でも、実用上はこれで十分だと思います。
とりあえず、今回作った、電気柵(電気柵本体は、タイガー製)+オフグリッドソーラーの組み合わせでは、「高」レベルが出ていたので、問題ないという事が分かりました。
電気柵 ゲッターシステム用 検電器 601 『ショックテスターT1』
簡単操作で、電気柵が上手く動いているかどうか確認できるテスターは、一台あると安心だと思います。
ショックテスターT1が手に入らない時は・・・
山猫が使っているショックテスターT1は、とっても使いやすい検電器なのですが。。生産が終了したのか、、だんだん手に入りにくくなってきています。
実は、電気柵用の検電器はいろいろな種類が販売されているのですが、結構高い製品が多いのも事実。。
その中でも、実用上十分な性能で、比較的安価なのがこちら・・・
電気柵 ゲッターシステム用 検電器 606 『パルスチェッカー』
機能的には、ショックテスターT1とほぼ同じ。ただこちらは3Vのコイン電池が必要です。。
出来れば電池無しがいいけど・・・
ショックテスターは、電池が要らない代わりに、表示が見にくいという弱点がありました。特に晴れた日の昼間は見にくい。。その点、電池を使うチェッカーは、表示が明るくて見やすいというメリットがあります。
コイン電池は、100円ショップでも売っているからね。電池切れにならないように、予備を保管しておくのがいいね!
まとめ
以上今回は、電気柵がちゃんと動いているかどうか確認できる測定器の紹介でした。
山猫が使っている、検電器「ショックテスターT1」は、近い将来無くなってしまうかもしれません。その時は、パルスチェッカーをご利用ください。
~今回ご紹介した商品はこちら~
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回をお楽しみに!
~続きの記事~
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