(この記事の最終更新日は、2022年4月15日です。)
前回の記事では、ダンボールベッドについてかきました。
ダンボールベッド!お住まいの自治体に、協定を結んでいるかどうか確認してみよう。
ダンボールベッドは、避難所の環境を劇的に変える力があります。
冷たくて硬い床に雑魚寝する事と比べたら、雲泥の差があるのです!
夏であれば、ダンボールベッドに毛布やタオルケットを引くだけで、かなり快適な環境を作ることが出来るのですが、、
問題は、寒い季節ですね。
地方によって冬の気温には差がありますが、沖縄を除けば、やはり冬は結構寒いもの。
ダンボールベッドは地面から離れているので、床に直接寝るよりは暖かいのですが、外気温が下がれば、やはり寒いです。
簡単な毛布では、寒さに震えてしまいます。そこで登場するのが、寝袋!
防災用に適した寝袋とは?
寝袋と言うと、頭まですっぽりと覆ったマミータイプの寝袋や、封筒型の寝袋が思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか?
・マミータイプは、すっぽりと体を覆うので暖かく、また収納がコンパクトになるという特徴があります。
・封筒型は、保温性と言う面ではマミー型に劣りますが、ある程度寝袋の中で移動できるというメリットがあります。
いったいどちらが、防災用として適しているのでしょうか?
防災用品をしまっておくという観点からは、マミー型が優れていますが、マミー型は一旦入ってしまうと身動きがとりにくいという弱点があります。
寝袋を開けるだけでも一苦労ですしね。
余震が続くような環境では、マミー型の寝袋はちょっと怖いというのが山猫の感想です。
一刻も早く屋外に逃げなきゃ!という場面ではマミー型はすごい不利ですね。
では、封筒型はどうか?と考えると、マミー型に比べると、ある程度動きやすいですし、寝袋から出るのも簡単です。
ただ、保温性という点では、ちょっと物足りない製品が多いのです。
どちらも、寝袋としては悪くないのですが、防災用としては、もう少し良いものがないかと探してみました。
人型の寝袋が売っていた!
寝袋といえば、袋型のものしか知らなかったのですが、実は人型のものも売られています。
見た目は着ぐるみみたいだね!
着たまま動けるというものなので、避難所にはもってこいです!
室内であれば防寒着の代わりにもなりそうです!すっぽりと身体を覆ってくれるので、普通の防寒着より暖かそう!
寝袋は、対応温度がいろいろある。
寝袋を選ぶときには、寝袋の対応温度に気をつける必要があります。寝袋には、真冬の登山で使えそうな暖かいものから、気持ちのよい季節でキャンプに使えそうなものまでいろいろ種類が有ります。
寝袋のカタログには必ず、適正温度目安が書かれています。
住んでいる地方と、冬の気温を考えて、寝袋を選ぶ必要がありますね。
※避難所の場合は、寝袋と毛布を組み合わせたり、マットを組み合わせたりすることも出来るので、ある程度までの温度は寝袋でカバーして、更に毛布を重ねるという使い方もありだと思います。
あまり真冬用のあったか寝袋を買ってしまうと、冬以外の避難では暑くて使いにくいかもしれません。
お勧めの人型寝袋
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 寝袋 洗える人型シュラフ オレンジxグレー UB-9
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 寝袋 洗える人型シュラフ 140 子供用 UB-12
キャンプ用品で有名なキャプテンスタッグが出している、人型寝袋です。最低使用温度が10℃からと対応温度が少し高めの製品ですね。キャプテンスタッグには、子供用の人型寝袋もラインナップされています。
寝袋だけでは。。マットも必要
ダンボールベッドがあればそれでよいのですが、床に寝る場合は、寝袋だけだと背中が寒いのです。体の重みで背中側がつぶれてしまうと、保温力がぐっとさがってしまうのですね。。
そこで、寝袋を買う際には、マットも同時に準備しておくのが良いと思います。
このマットもいろいろな種類があって、選ぶのに迷うのですが、ある程度良い物を買っておくと、暖かいですし、クッションもしっかりしていてかなり寝やすくなると思います。
まとめ
以上今回は、防災に適した寝袋の記事でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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