(この記事の最終更新日は、2020年5月16日です。)
こんにちは!山猫おソーラーの備えるブログ 管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
移動式オフグリッドソーラー(独立型太陽光発電)装置を作ろう!の16回目です(前回の記事はこちら!)
シガーソケット(メス)の選び方
今日のテーマはシガーソケット(メス)のコネクタです。
シガーソケットとは、元々はシガーライター(自動車内でタバコに火をつける道具)用の電源ソケットだったのですね。
今は、タバコに火をつけるよりも、自動車内で電気製品を使うコネクタとして使うことの方が一般的になっていますが。。
自動車用の電気機器は、このシガーソケットを使うものが圧倒的に多いのです。
もともと挿すだけで使えるし、場所も運転席の近くにあるから何かと便利なんですよね。
と言うことで、オフグリッドソーラーにも、このシガーソケットをつけておけば、自動車用の便利グッズが使いやすい!という事に気が付きます。
少し前に紹介した、USB チャージャーもシガーソケットに直接させる形状になっています。
Anker PowerDrive 2 (24W/4.8A 2ポート USBカーチャージャー) iPhone&Android対応 (ブラック) A2310012
でも、シガーソケットってどこに売っているのでしょうか?
実は沢山売っています。カー用品店に行くと、シガーソケットのポートを2ポートや3ポートに拡張するという製品が沢山売っています。
例えばこんなのですね。
【Amazon.co.jp限定】 カーメイト 車用 ソケット 3連 配線式 ブラックシボ EM460
これらの製品を買ってきて、途中のコードを切断して、チャージコントローラの負荷端子につなげれば出来上がり!なのですが、いくつか困ったことが。。
シガーソケット拡張用機器はコードが細い。
元々、シガーライターはタバコに火をつける役目。
火をつけるためにシガーライターを加熱させるのである程度電流を流せる必要があるのですが、大抵の車は8A程度の電流でヒューズが切れるようになっています。
つまり、8A以上は流す必要がないので、コードも細くなっているのです。(太いコードは取り回しが大変なので、できるだけ細くしたいという思いがあるのでは?)さらに、コードを切断すると、シールド線になっているものがほとんど。(シールド線とは、電源線(+)の周りにシールド線(-)が網のように張ってある線の事です。)性能上問題ないのですが、コードを切断して、使おうとすると、かなりめんどくさいです。半田付けのスキルが必要になりますし。
メーカの保障範囲外に
そもそも、コードを切断すると、メーカの保障範囲外となってしまう点も問題。
LEDが余計
ほとんどの、シガーソケット拡張(分配)器は、LEDで煌々と光ります。
暗い車内でも分かりやすくするためかなと思いますが、オフグリッドソーラーで使う分には、邪魔です。電気も食いますし。。
不満を解決する商品があった!
もっと、シンプルでケーブルは普通の2芯(+ と -の2本)で出来ている、シガーソケットはないかと探したところ、やっぱりエーモンさんが出していました。
エーモン 線付ソケット(メス) DC12V80W以下 コード0.75sq-16cm/ギボシ付 E329
飾り気のない、超シンプルなモデルです。
コードも赤、黒の2色と、実に実用的です。
分配コネクタではないため、1ポートしかありませんが、実はこれもオフグリッドで使う場合はメリットになります。
必要分だけ並べて、配線をくっつけてしまえばよいのですから!
しかも、ソケットの外周が三角形になっていて、両面テープでどこにでも貼れるようになっています。丸いと何かと不便なんですよね!こんな所も気が利いています。
と言うことで、山猫の移動式オフグリッドソーラー 1号機/2号機には、このエーモン製のシガーソケットを使う予定です。
やっと、部品の紹介が一通り出来ましたので、次回は、1号機の配線図について書く予定です。
お楽しみに!
~今回ご紹介したグッズ~
最後までお読みいただきありがとうございました!
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